「ミスをしても怒らず」松山英樹がメジャー2勝目へ1打差3位浮上 久常涼22位
◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(15日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7394yd(パー70)
松山英樹が首位と1打差3位に浮上した。34位から4バーディ、1ボギーの「67」でプレーして通算3アンダー。4アンダーでトップを並走するマーベリック・マクネリ、アレックス・スモーリーとメジャー未勝利2人の背中を追って週末を迎える。
14年連続出場のプロゴルファー世界一決定戦で2021年「マスターズ」に続くメジャー2勝目を狙える好位置。「風も強く、難しいコンディションでしたけど、いいプレーができたなと思います。ティショットがフェアウェイに行かないと、グリーンを攻めるのも難しいコース。きょうはラフから打つ時もいいライで、すごく助かった」と振り返り、自らの状態への評価はどこまでも控えめだった。「ゴルフの状態が良くない中でプレーしているので、ミスをしてもそこまで怒らずにいる。そこはプラスになっている」と冷静に話した。
2月「WMフェニックスオープン」でプレーオフの末に松山を破ったクリストファー・ゴッターアップも3アンダー3位。初日首位だったアルドリッチ・ポットギーター(南アフリカ)、ミンウ・リー(オーストラリア)、シュテファン・イエーガー(ドイツ)の3人とマックス・グレイサーマンも同順位につけた。
連覇が懸かる世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、今季2勝の同3位キャメロン・ヤング、大会2勝のジャスティン・トーマスらが2アンダー9位。LIVゴルフを主戦場とするジョン・ラーム(スペイン)も1アンダー16位と上位で折り返した。
キャリア5度目のメジャーで初めて首位発進した久常涼は2バーディ、5ボギーの「73」でイーブンパー22位に後退した。前半に3連続を含む4ボギーを喫してから粘り、全米プロ3大会連続の決勝ラウンドに進んだ。1打後ろの30位にロリー・マキロイ(北アイルランド)、ブルックス・ケプカ、ザンダー・シャウフェレ、ジョーダン・スピースらが並ぶ。
昨季アジアンツアー年間王者の比嘉一貴は2オーバー44位でカットラインをクリア。自身5度目のメジャーで、前回出場した23年大会以来2度目の予選通過を決めた。
日本ツアー賞金王の金子駆大は5オーバー83位となり、初のメジャー挑戦で予選落ち。昨季PGAツアー年間王者のトミー・フリートウッド(イングランド)も5オーバー83位。「全米オープン」2勝のブライソン・デシャンボーは7オーバー112位に沈み、4月「マスターズ」に続いてメジャーで週末に残れなかった。