2026年 全米プロゴルフ選手権

首位→22位も「差は大きくない」 久常涼は4打差で3年連続決勝ラウンドへ

2026年 全米プロゴルフ選手権 2日目 久常涼
久常涼は首位から後退。4打差で決勝ラウンドへ

◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 2日目(15日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7394yd(パー70)

初日に7人が並んだ3アンダー首位から出た久常涼は、メジャーの試練を2日目に課された。午後のラウンドで2バーディ、5ボギーの「73」とオーバーパーを打った。「後半は風も弱まってきて比較的プレーはしやすかった」と感じただけに、通算イーブンパー22位への後退に唇をかむ。

2026年 全米プロゴルフ選手権 2日目 久常涼
前半は強い風を浴びながらプレー

前日の“貯金”を序盤の3ボギーで吐き出し、迎えた16番(パー5)。グリーン左手前のラフからの3打目が目の前のバンカーを越え、グリーンの向こうに転がり落ちた。「アホですよね、ホントに…」という痛恨のミスから4オンの後、4mのパーパットはカップの右へ。2日間で2番目に易しいホールでさらにスコアを落とした。

「とくにバックナイン(前半イン)はすごくタフだった。ピン位置も、ちょっとどうしようもない…というところもあった。でも冷静さを欠いたわけではないですけど、残念」。風のジャッジにも苦しんだ9ホールを終え、後半3番で8mのパットが決まり、ついに最初のバーディを奪った。その直後に4番で3パットボギーと波に乗れない。初出場した2024年大会から3年連続の決勝ラウンド進出を喜ぶ様子はなかった。

2026年 全米プロゴルフ選手権 2日目 久常涼
8番でナイスアプローチ

週末に向けて、上がりの2ホールには希望を見出せるはずだ。8番(パー3)で、グリーン手前の深いラフからの2打目を下り傾斜にのせてパーセーブ。最終9番(パー5)をこの日2つ目のバーディで締めくくった。首位とは4打差。「後半にかけてショットはピンの方に行っていた。いい終わり方、あしたに繋がる終わり方になった」と顔を上げた。

リーダーボードは史上まれにみる大混戦。「トップとの差もあまり大きくない。本当に一打、一打がすごく大きくなる。しっかり丁寧にプレーしたい。あしたまた良いスコアを出せばチャンスはある」。3アンダー3位にいる松山英樹の背中も、もちろん首位の尻尾も捕らえる腹づもりでいる。(ペンシルベニア州ニュータウンスクエア/桂川洋一)

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