2026年 メイバンク選手権

“LPGAウィナー”で自覚新た 吉田優利は初優勝の翌週も「集中、集中」

2026年 メイバンク選手権 初日 吉田優利
吉田優利は米女子ツアー初優勝直後にマレーシアでプレー

◇米国女子◇メイバンク選手権 初日(29日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72)

初優勝の余韻はやはり残っていそうにない。うだるような暑さに耐え、迫りくる雷雲を心配しながら、吉田優利は「意識が飛ばないように『集中、集中』と自分に言い聞かせて頑張っていた」。東南アジアで頻発する悪天候による中断もなかった初日。大きなトラブルもなく過ごせた18ホールに安どした。

米女子ツアー「BMW女子選手権」で歓喜の瞬間を迎えたのが4日前。強い雨に見舞われた韓国とはまったく違う気候とコースで、序盤は先週の勢いをマレーシアにも持ち込んだかのようだった。出だし1番でフェアウェイからの2打目をピン右1.5mにつけてバーディ発進。2番は奥から3mを流し込んで2連続とした。

「1番は(残り)距離が良かった。2番は難しいピンポジションだったのでラッキーバーディでした」と分析はきょうも冷静。その後はターゲットまで番手と番手の間の距離がことごとく残り、ディスタンスコントロールに苦労しながらプレーした。後半10番(パー5)は3打目がグリーンをオーバーしてボギー。15番(パー3)で2つ目をたたいた。

2026年 メイバンク選手権 初日 吉田優利
ショットは安定感をキープ

ティショットをグリーン右手前のフェアウェイに運んだ16番からの2連続バーディで「良い終わり方になった」と思える。「69」で首位と5打差の3アンダー21位。最終18番(パー5)はグリーン右手前からの3打目が傾斜を上り切らずパーに終わった。「アプローチは完ぺきだと思ったんですけど、(ファーストバウンドが)砂のところに落ちてしまって戻ってきてしまった」という不運も淡々と受け入れる。

ツアー3勝のチャーリー・ハル(イングランド)、2勝のグレース・キム(オーストラリア)というタレントとの3サムで回ったこの日、スタートホールでの紹介アナウンスに「LPGAウィナー」の冠が付いた。「今週からこう呼ばれる。いっそう気を引き締めて頑張りたいなと思います」。新しいステージでの戦いが始まった。(マレーシア・クアラルンプール/桂川洋一)

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