渋野日向子と古江彩佳が3打差7位発進 キム・アリム単独首位
◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 初日(27日)◇セントーサGC タンジョンコース(シンガポール)◇6779yd(パー72)
フィールドが世界ランキング上位者ら66人に絞られた一戦が開幕。韓国のキム・アリムが5バーディ、1ボギーの「68」で回り、4アンダー単独首位で滑り出した。今季開幕戦「トーナメント・オブ・チャンピオンズ」に続くツアー4勝目を狙う。
ツアー2勝のチャーリー・ハル(イングランド)がボギーなしの3バーディ「69」で3アンダー2位。世界ランク4位のイン・ルオニン(中国)、米10勝のミンジー・リー(オーストラリア)、ギャビー・ロペス(メキシコ)、チェ・ヘジン(韓国)が2アンダー3位に並んだ。
7人が出場する日本勢のトップは渋野日向子と古江彩佳。ともに3バーディ、2ボギー「71」でプレーし、世界ランク2位のジーノ・ティティクル(タイ)らと同じ1アンダー7位につけた。
渋野は前半11番から2連続でのバーディ先行を生かし、「最初に(バーディが)ポン、ポンと来てくれて最後まで(貯金を)守れたと思う。ミスが少な目で回れた」と評価。強い風と初日からシビアなピンポジションに悩まされながらも、「最後まで集中してできた」とアンダーパーを守り切った。
山下美夢有が「73」で1オーバー20位。竹田麗央、畑岡奈紗、西郷真央が「75」で3オーバー37位。
笹生優花の欠場によりウエーティング(待機選手)1番手から繰り上がりで出場した西村優菜は8オーバー63位と出遅れた。
