金澤志奈、小祝さくら、神谷そらが首位並走で最終日へ 堀奈津佳は19位後退
◇国内女子◇Sky RKBレディスクラシック 2日目(17日)◇福岡雷山GC(福岡)◇6489yd(パー72)◇曇り(観衆2266人)
2打差2位から出た金澤志奈が4バーディ、1ボギーの「69」でプレー。最終18番(パー5)で今週初めてボギーを喫したものの、通算9アンダーで神谷そら、小祝さくらと並ぶ首位に浮上した。通算2勝の神谷はボギーなしの7バーディを量産し、この日のベストスコア「65」をマーク。通算11勝の小祝は「67」で回った。
金澤はプロテスト合格から間もない2017年の下部ステップアップツアー「山陽新聞レディースカップ」では優勝経験のある29歳。前夜から朝方にかけてまとまった雨が降り、初日かなり硬かったグリーンがソフトになった。そのギャップでなかなかピンまで突っ込めない展開が続いて「最後まで順応できませんでした。かなりピンの手前で止まって、長いバーディパットが残る場面が多かったです」という。それでも、待望のレギュラー初優勝へ「攻めのゴルフでバーディをしっかり獲っていきたいです」と意欲を見せた。
通算7アンダー4位で2017、18年大会覇者の鈴木愛、昨季3勝の桑木志帆、後藤未有、ルーキーの徳永歩が並んだ。
今季1勝の佐久間朱莉は6アンダー8位。この日が20歳のバースデーだった菅楓華らが通算5アンダー12位。
単独首位から出た堀奈津佳は2ボギー1ダブルボギー「76」とスコアを落とし、通算4アンダー19位に後退。前週の国内メジャー「サロンパスカップ」を制して永久シード(30勝)に王手をかけている申ジエ(韓国)も同順位で最終日を迎える。
今季1勝の菅沼菜々、河本結らが通算3アンダー30位で予選ラウンドを終えた。
<上位成績>
1T/―9/金澤志奈、神谷そら、小祝さくら
4T/―7/徳永歩、桑木志帆、鈴木愛、後藤未有
8T/―6/佐久間朱莉、セキ・ユウティン、森井あやめ、工藤優海