「中日クラウンズ」初日スコア
2024年 中日クラウンズ
期間:05/02〜05/05 場所:名古屋GC 和合C(愛知)
谷原秀人が単独首位スタート 石川遼2打差3位 桂川有人42位
◇国内男子◇中日クラウンズ 初日(2日)◇名古屋GC和合C(愛知)◇6557yd(パー70)◇晴れ(観衆4423人)
ツアー通算19勝の谷原秀人が7バーディ、1ボギーの「64」で回り、6アンダー単独首位でスタートした。
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風に強弱がついた午後にプレーし、4mを沈めた序盤2番からバーディを量産した。4つあるパー3のうち3つでバーディを奪うなどショット、パットともに安定。「今年は本当にグリーン、フェアウェイのコンディションが良い。例年以上に芝が“締まって”いる感じがする。順目、逆目がしっかり見えてラインが読みやすいというか」。唯一のボギーをたたいたのは、グリーン左のアプローチでピンを3m近くオーバーさせた最終18番だった。
5アンダーの2位にショーン・ノリス(南アフリカ)。4アンダーの3位に2010年覇者の石川遼、ソン・ヨンハン(韓国)、木下裕太。3アンダーの6位に河本力、小浦和也、大槻智春が続いた。
3月の開幕戦「東建ホームメイトカップ」の前から左肩に痛みを抱えている。「四十肩、五十肩…」と嘆く45歳は今大会の後に治療期間を設けるつもり。手負いの身体でも、6557ydと短い和合コースでなら熟練の技を生かして戦える予感もある。「まだグリーンが軟らかいのでラフからのショットも止まる。だから(硬くなる)日曜日にかけて、たぶん恐ろしい」と警戒心をいっそう高めて残り3日をプレーする。
今季初戦「東建ホームメイトカップ」優勝の金谷拓実は、22年覇者の稲森佑貴、杉浦悠太らと同じ1アンダー17位。前週の日欧共催大会「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」からの連勝がかかる桂川有人、前年覇者で大会2勝の岩田寛は1オーバー42位で初日を終えた。
<上位成績>
1/-6/谷原秀人
2/-5/ショーン・ノリス
3T/-4/石川遼、ソン・ヨンハン、木下裕太
6T/-3/河本力、小浦和也、大槻智春
9T/-2/今平周吾、小木曽喬、米澤蓮、佐藤大平 ほか