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2023年 ジェネシス スコットランドオープン
期間:07/13〜07/16 場所:ルネサンスクラブ(スコットランド)

スコットランドで驚きのアイアン変更を行うサム・バーンズ

スコットランドのトレードマークであるリンクススタイルは、普段アメリカのゴルフコースでは成功しがちな空中戦とは対照的なプレーを要求する。スコットランドのゴルフコースは硬くて速い傾向にあり、これに風の要素が加わると、大体において、できる限りボールを空中に上げないことが最良となる。

高い弾道は、単純にオフラインへと吹き流される可能性が高くなり、方向性と飛距離のコントロールの両方に影響を及ぼすことになる。

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そこで、PGAツアーのプロたちは、スコットランドで使用するギアに調整を施し、低弾道で低スピンのショットの打てるクラブをバッグに加えることがしばしばある。

よく見られるのは、高弾道になる高ロフトのフェアウェイウッドから、より低弾道で低スピンのドライビングアイアンへの変更である。ドライビングアイアンは、かの有名なタイガー・ウッズの“スティンガー”ショットが打ちやすく、風による影響を抑え、硬くて速いスコットランドのフェアウェイへより素早くボールを転がすことが可能となる。

サム・バーンズは、「ジェネシス スコットランドオープン」でドライビングアイアンの追加を考えている一人である。キャロウェイのレップ、ジョニー・ワンダー氏によると、バーンズはトゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX100シャフトの装着された新しいキャロウェイXフォージドUTドライビングアイアンをテストしている。

恐らく、このXフォージドUTは、彼がいつもPGAツアーの大会で使用しているより弾道の高いキャロウェイ エイペックスUW(ユーティリティウッド)との交換になるだろう。

最近までバーンズは、プロジェクトX 6.5シャフトの装着されたキャロウェイ エイペックスTCBアイアン(4番~PW、AW)を使用していた。しかし、今週はこのアイアンにトゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイッシューX100シャフトを装着している。

この2本のスチールシャフトは、わずかながら設計に違いがあり、バーンズはX100の方が彼の求める弾道とスピン量が得やすく、スピン量と弾道のコントロールもしやすいことに気づいた。

これについてワンダーは、「長年PX6.5シャフトを使っていたサムは、オフスピードのショット(フルショットではないコントロールショット)でより高いスピン量とコントロール性能を欲していましたが、これは手元の硬いPXでは難しいことでした。この新しいセットアップでは、彼の(ショットの)分散と飛距離のコントロールが向上しました」と述べた。

と言うことで、バーンズはスコットランドでセットの上の方の番手に調整を施し、低い弾道の打ちやすいドライビングアイアンを使用する見通しとなっているが、実のところ、グリーンを狙うコントロールショットでスピン量とコントロールを得るため、いつも使用しているエイペックスTCBアイアンのセット全体にも変更を行っていたのである。

バーンズは現在、ツアーのストロークゲインド:アプローチ・ザ・グリーンのランキングを146位としているが、今週はより高いスピンコントロールを武器に、このスタッツの向上を狙っている。

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

情報提供:PGA TOUR

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