By Associated Press

ブラント・スネデカーは、日本で開催された「ブリヂストンオープンゴルフトーナメント」を胃痛のために棄権し、診察のためテネシーへ帰国した。そのためマレーシアでの「CIMBクラシック」も欠場。上海で開催された「WGC HSBCチャンピオンズ」から復帰し、10位タイの成績を収めた。

アジアでの2大会を棄権、欠場した余波は大きなものになるかもしれない。スネデカーは現在世界ランク48位で、年内中に50位を下回る予定。つまり、来年の「マスターズ」出場権獲得の条件から外れてしまう。年が明けてから3カ月の猶予があるため、再び50位以内に返り咲くか、優勝すれば出場資格を手には出来る。

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スネデカーは過去7度「マスターズ」に出場し、2度トップ10入りを果たしている（2008年の3位タイを含む）。昨シーズンのフェデックスカップランキングは86位とし、2010年以来となる「ツアー選手権byコカ・コーラ」進出を逃した。また、2014年はPGAツアーでも未勝利に終わっている。

イアン・ポールターも8年ぶりに50位から降格する危機に直面したが、「トルコ航空オープン」で2位に入り、それを脱した。また、上海で6位タイとし、世界ランク26位で今週の「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」に挑む。つまり、50位以内は安泰というわけだ。

セミリタイアしているスティーブ・ストリッカーは現在世界ランク36位（今年はじめは8位だった）だが、50位を下回る危険性はない。2週間後には、タイガー・ウッズ主催の「ヒーローワールドチャレンジ」に出場する予定だ。