「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」3日目振り返り(その1)
2014年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権
期間:02/19〜02/23 場所:ダブマウンテンGC(アリゾナ州)
「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」3日目振り返り(その2・完)
GARY PLAYER BRACKET
3日続けて延長戦を戦う可能性もあったエルスだったが、最終18番での第2打、残り143ヤードから52度のウェッジで60センチにつけてバーディ。その数分前には第4シードとして出場したダフナーが7メートルのパットをミスしていたため、勝敗を決した。アメリカ出身のダフナーは、パー5の2番でバーディを奪って1アップとすると、エルスが3番でボギーを叩いたことで2アップとした。しかし5番、6番で連続ボギーを記録しオールスクエアとなると、その後エルスがビハインドとなることはなかった。エルスは12番を終えた時点で2アップとしていたが、ダフナーが13番でバーディを奪って1アップとなり、17番はエルスがボギーを叩いてオールスクエアで、最終18番ホールを迎えていた。
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エルスの話「勝ち上がれて嬉しい。最初の数ホールでミスをしてしまった。ジェイソンがバーディとした2番で、私は3パットのパーとしてしまったからね。それにジェイソンがパーとした3番ではバンカーに入れてしまってボギーとした。5番と6番ホールではジェイソンがミスをしてイーブンに戻せた。その後は、お互いに良いプレーをしたと思うね」
次戦の相手:ジョーダン・スピース
20歳のスピースがディフェンディング王者であり、アクセンチュアで通算17勝3敗を誇るクーチャーを撃破した。第3シードとして出場したスピースがダウンとなったのは、プレジデンツカップのチームメートがイーグルを記録した2番のみで、3番、4番とバーディを奪って1アップとした。第2シードのクーチャーは、スピースがボギーを叩いた5番でオールスクエアに戻したが、それからの4ホールで3バーディを記録したスピースがリードを2アップに拡大。スピースは10番でも差を広げたが、ダブマウンテンGCでの過去3大会で3位→5位→優勝のクーチャーは11番、12番を続けて奪って1ダウン。その差のまま進行して迎えた17番で、スピースが3.5メートルのバーディパットを成功。クーチャーが9メートルのロングパットを失敗すると、テキサス出身のスピースは控え目なガッツポーズで勝利を喜んだ。
スピースの話「マットが良いプレーをするのはわかっていた。彼はいつだって良いプレーをするし、最も安定感のあるプレーヤーの1人だ。接戦になると思っていたし、自分はボールを真っ直ぐ打って、彼よりも慎重にならないといけなかった。自分のリズムが悪くなって、バンカーに入れてしまったホールで彼がバーディを決めて差を縮めてきたけれど、なんとか勝てたよ」
次戦の相手:アーニー・エルス
SAM SNEAD BRACKET
<勝者:G.マクドウェル 1アップ(21ホール) H.メイハン>
マクドウェルが3日続けて逆転勝利。この日も序盤に2ダウンとしたが、18番ホールで2メートルのバーディパットを沈めて延長戦に持ち込むと、エクストラホール2ホール目では6メートル強のパーパットに成功。そして迎えたエクストラホール3ホール目、4メートル強のバーディパットをねじ込んで勝利した。今大会を通してマクドウェルは最終ホールまで1度もリードを奪っていない。
マクドウェルの話「恥ずかしいなどとは思わないし、適切な表現とは思わない。ただ、対戦相手から勝利を奪っているとしか感じていないね」
次戦の相手:ビクター・デュビッソン
リビエラでパットが冴え渡った第3シードのワトソンだったが、この日はパットの状態が良くなかった。第7シードのデュビッソンのゴルフも決して良かったとは言えず、たった2バーディで1オーバーの1日だったが、ラスト3ホールをパーでフィニッシュし、リードを守った。ワトソンは15番と17番でバーディを記録し追い上げたものの、あと一歩のところで敗れた。
デュビッソンの話「今日はどちらとも良いプレーが出来なかった。それでも自分はいくつか大きなパーセーブがあったので、勝ち進むことができたよ」
次戦の相手:グレーム・マクドウェル
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