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「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」2日目振り返り(3)

GARY PLAYER BRACKET

<勝者:J.スピース 5&4 T.ビヨーン
ビヨーンが通算15勝の欧州ツアーで初勝利を挙げた時は、まだ3歳だったスピース。デンマーク出身の彼は当時「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」でもプレーしていた。一方のスピースは今回が初出場。とはいうものの、今大会2日目では経験がものを言うことはほとんどなかった。安定したプレーのスピースはこの日、2番ホールで約1.5メートルのバーディパットを決め、「ライダーカップ」のベテランをたやすく下すべく順調なプレーを見せていた。第6シードのビヨーンに対し、第3シードで参戦したスピースは前半終了時点で4アップとリードし、10番では約1.2メートルのバーディパットを決めて制した。それから4ホール目でスピースの勝利が確定した。WGCの大会では10回の出場のうち、第2ラウンドに進めたのは1度だけのビヨーンは、今大会初日はノーボギーだったものの、この日はバーディを奪うこともできなかった。

「難しいホールをうまくプレーすることができた」と、スピース。「タフなホールではフェアウェイを捕らえて、ただグリーンに載せることだけ考えていた。それが流れを掴む方法だね。パー3でもし先にグリーンに載せることができたなら、対戦相手にさらに内側を狙わせることになるんだけど、この硬いグリーンと強い風の中でそうすることはとても難しい。ここではパーがとても良いスコアなんだ。もし相手がバーディを獲ったなら、それはそれ。より易しいホールで良いプレーをしてチャンスを作っていけばいいんだよ」
次戦の相手:マット・クーチャー

<勝者:M.クーチャー 1アップ R.ムーア
マッチプレーを熟知しているクーチャーとムーア。11年には単独3位、12年には5位タイ、そして昨年の本大会で勝利したクーチャーは、第2シードでゲーリー・プレーヤー・ブラケットに戻ってきた。クーチャー同様、「全米アマチュアゴルフ選手権」の元チャンピオンのムーアもまた、「全米パブリックリンクス」で2度の優勝経験がある。というわけで、そんな2人が熱戦の期待を裏切ることはなかった。第7シードのムーアが9番で約8.5メートルのパットを沈めるまで、どちらかがリードすることはなかった。13番で約5.5メートルから2パットのバーディを決めてオールスクエアとしたクーチャーは、15番ホールでムーアが約3.7メートルからのパットに失敗したのち、約1.2メートルのバーディパットで初めてリードを奪った。ムーアはプレッシャーをかけるべくバンカーショットを沈めたが、クーチャーは50センチのタップインバーディでゲームを制した。これで彼の大会成績は17勝3敗となった。

「プレー中は良い時もあれば、悪い時もあった。それと面白いことも起きたんだ」と、クーチャー。「お互い、3ホールで続けてバーディを奪った時は大変だった。だけどそれからはゲームの内容が明確になっていった。ライアンは9番で見事なパットを決め、1アップリードした。僕は10番で目を見張るようなパーセーブを経験した。そして僕らは激闘を繰り広げていったんだ。僕はバーディを量産したし、後半の7、8ホールは本当にいいプレーができたよ」
次戦の相手:ジョーダン・スピース

<勝者:J.ダフナー 2&1 M.マナッセロ
これまで3回出場して2勝2敗、今回は第4シードで参戦したダフナーは2日続けて、不利な状況から巻き返してきた。今大会初日の対スコット・スターリングス戦で上がり2ホールでアップするまで、彼はリードをとることができないでいたが、マナッセロとの試合では16番でのパーで、ついに優位に立つことができた。そしてダフナーは17番で11ヤードのチップインに成功し、激闘を勝ち抜いた。面白いことに、ダフナーは最初の5ホールで3ボギーを叩いたが、1ダウンにとどまっていた。第12シードのマナッセロは7番ホールで約3.4メートルのバーディパットを決めたが、ダフナーが最後で奪ったリードには及ばなかった。

「2日とも勝ち抜くことができて、本当にラッキーだと思う」とダフナー。「どちらの日も調子が良いとはいえなかったからね。それこそ僕らが置かれている状況なんだ。プレーにキレがなくても、勝てる時もあるってこと。だけど大会が終わるまでそんな状態を続けることはできない。スランプに別れを告げて、また明日からいいプレーができるといいと思っている」
次戦の相手:アーニー・エルス

<勝者:E.エルス 1アップ J.ローズ(20ホール)>
激闘の末に全米オープン覇者ジャスティン・ローズを下したアーニー・エルスは、09年以来、本大会で初めて第3ラウンドに進む。第8シードで出場したエルスは4ホールで2アップを取るが、次の3ホールでボギーを叩いてしまい、20番ホールまで挽回のチャンスがなかった。南アフリカ出身で、人当たりの良いエルスは最終5ホールで2度の1ダウンをスクエアに戻す粘り。17番でパーセーブしてオールスクエアに持ちこむと、18番もパーで乗り切り延長戦に持ち込んだ。エルスとローズは19ホール目でそれぞれ約2.7メートルと似たようなバーディパットを決め、20ホール目では同じグリーンサイドバンカーにいた。しかしエルスが1メートルのパットを沈めて勝利を手にした。

「一生に一度のショットの1つだね」と、エルス。「僕はバンカー後方の左足下がりのライにいた。バンカーは目の前にあり、バンカーの奧には傾斜があった。僕に与えられた選択肢は2つあった。少々スピンをきかせてグリーンに乗せて、カップの向こうにある傾斜を使って戻すか、そうしないかというもの。少し薄く入ったけど、完璧だったね。ボールは傾斜を転がって、1メートルくらいにチョロチョロと寄ったんだ。ありえないショットだったけど、ここぞという時にふさわしいものだったね」
次戦の相手:ジェイソン・ダフナー

情報提供:PGA TOUR

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