3年ぶりのツアー2勝目を飾ったクリス・カーク（Getty Images）

「マックグラッドリークラシック」最終日は、4アンダー「66」とチャージを見せたクリス・カークが、追いすがるティム・クラークやブライニー・ベアードを振り切って1打差で優勝した。PGAツアー通算2勝目を手にしたクリスは、オデッセイの「Mystery Milled No. 1」 プロトタイプパターや、ツアーエッジの「Exotics CB Pro」フェアウェイウッドなど、興味深いクラブをバッグに忍ばせていた。

間もなく一般発売される38インチの「Mystery Milled」パターを、クリスは「ドイツバンク選手権」から使いはじめた。15インチのWinnグリップや、20グラムの重りをヘッドに装着したこのモデルは、全体がバランスよく整っている。またパターのフェースは同社の「Metal-X insert」と良く似ている。

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ツアーエッジの「Exotics CB Pro」フェアウェイウッドは、最近発売されたばかりの商品で、“Slip Stream Sole”と呼ばれるユニークなソールが芝との摩擦を減少させ、地面とのコンタクトポイントを最小化している。

体積160ccのヘッドは伝統的なスタイルだが、ベータチタンカップフェースとハイパースチールボディのこのフェアウェイウッドは、市場で最も支持されているクラブのひとつだ。スプリング・ライン効果もあって、CT値250は全米ゴルフ協会の規定をクリアしている。

クリス・カークのクラブセッティング：
ドライバー：キャロウェイFT Optiforce 440（三菱ディアマナPlus White 62x）、ロフト9.5度
フェアウェイウッド：ツアーエッジ エキゾティクスCB Pro（三菱ディアマナ'ahina 80x）、ロフト13.5度
ハイブリッド：ピンAnser ハイブリッド ユーティリティ（三菱ディアマナPlus White 92xシャフト）、ロフト17度
アイアン（3～9番）：キャロウェイRAZR X マッスルバック（トゥルーテンパー ダイナミックゴールド Tour Issue S400シャフト）
ウェッジ：キャロウェイMack Daddy 2（ロフト47、54、58度；トゥルーテンパー ダイナミックゴールド Tour Issue S400シャフト）
パター：オデッセイMystery Milled No. 1
ボール：タイトリストPRO V1x