ノーボギーの川村昌弘「悪いなりによくやった」
2013年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:10/31〜11/03 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)
終盤もたつくも、依然トップのジョンソン
By PGATOUR.COM staff
シェーシャンGCで行われたWGC HSBCチャンピオンズ3日目は激しいバーディ合戦となった。流れに少しでも乗り遅れれば、優勝争いから後退してしまう展開だった。
バーディだけでは物足りなかったのか・・・ダスティン・ジョンソンは、土曜日に10バーディを決めるかたわら、2つのダブルボギーも叩いた。この日6アンダー「66」でホールアウトしたジョンソンは、54ホールを終えて2位のイアン・ポールターに3打差をつけて最終日を迎える。
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「もしラウンド前に、6アンダーが出そうだね、と言われたら喜んで受け入れたよ。でもね、実際はいくつかの課題もあった」と、ジョンソン。
2位以下に5打差をつけて3日目をスタートさせたジョンソンは、最終18番を迎えた時点でも、同じく5打差のリードを保っていた。しかし、ティショットをウォーターハザードに打ち込んだジョンソンは、ダブルボギーの締めくくりとなり、スコアを落としてしまった。
前回大会優勝のポールターは、1イーグル、8バーディの「63」をマークした。彼より1時間ほど前にホールアウトしたマーティン・カイマーが、「62」のコースレコードを記録していなければ、レコードに並ぶところだった。
「64」で回ったグレーム・マクドウェルは、トップから4打差、通算14アンダーの単独3位に浮上した。グラハム・デリュー(同「65」)、ジャスティン・ローズ(同「65」)、さらにロリー・マキロイ(同「67」)の3選手は、通算12アンダーの4位タイで追走している。
「70-74」のイーブンパーで3日目をスタートさせたマーティン・カイマーは、2011年に優勝した相性の良いコースで10バーディ(パー5では2つのパー)の猛チャージ。一時は単独3位まで浮上し、リーダーズボードに名を連ねた。
「59」も狙える勢いだったカイマーだが、上がりの2ホールはパーで終えた。「一昨日、昨日と何かを変えたわけではないんだけどね」と、カイマー。「自分でも期待していなかった長いパットがいくつか決まったのが大きかったね」。
ツアー通算7勝のジョンソンは昨年に続いて、自身のシーズン初戦での優勝を狙う。