プレーオフ初戦のザ・バークレイズ、最終日はよりエキサイティングに
2013年 ザ・バークレイズ
期間:08/22〜08/25 場所:Liberty National Golf Club
タイガー、腰に不安を抱えつつも優勝圏内へ
日が経つにつれて、腰の違和感は増しているものの、タイガー・ウッズはリバティナショナルGCで行われているザ・バークレイズの第3ラウンドをスコア「69」でまとめ、なおも優勝圏内に踏みとどまった。
幸い4日目の日曜は、タイガーは18ホールをプレーするだけで良い。悪天候のため、大会の初日は12時間近い中断があり、第2ラウンドは3日目の朝まで持ちこされた。ようやく計54ホールを終えた今、タイガーが記録している通算8アンダーは、トップを並走するマット・クーチャーとゲーリー・ウッドランドとは、わずか4打差だ。
<< 下に続く >>
土曜の朝7時半、第2ラウンドの上がり5ホールをプレーしに戻ったタイガーは、問題の腰の状態は大丈夫だとコメントした。5ホール全てでフェアウェイをキープし、グリーンを外したのは1ホールのみ。4ホールでパーセーブし、1ホールでバーディを奪った。
しかし、長い一日が進み、第2ラウンドを終了して第3ラウンド開始までの約3時間で、タイガーは違和感を覚え始めた。最初のホールでアプローチをピンそば45センチにつけてバーディを奪い、「“申し分のない”スタートだね」と評したタイガーだが、続く6ホールで3ボギーを喫した。
腰の状態に悩まされながらも、タイガーは上がり11ホールで4バーディを奪うと、リーダーボードの順位を浮上させることに何とか成功した。彼の感触からすると、ポジティブに考えられるわけだ。
「毎日、スタート時は申し分がない。それが徐々に悪化してくる」とタイガー。「明日も再びこんな調子で戦い抜くことができればいいね。それに耐えて、優勝できるかどうかだね」と続けた。
タイガーは何とか3日目を切り抜けたが、その内容には概ね満足している。タイガーがこの日、フェアウェイを外したのは2度だけで、18ホール中13ホールでグリーンオンに成功。本人いわく、いくつかのショットで少し腰が気になったというが、パッティングに助けられたという。
「残念ながら、2度も3パットを叩いてしまったが、それ以外はかなり感覚も良かったし、それなりのパッティングだったと思う」と振り返り、スコア60台半ばを目安に捉えていたと明かす。実際、通算11アンダーのケビン・チャッペルがコースレコードの「62」を叩き出した。
「グリーンは完璧だ」とタイガー。「それに殆ど風も吹いていない。とはいえフェアウェイは速いし、ボールはずっと先まで行く。もし自分が絶好調で勢いがあったら、ボールはかなり飛んでいく。ウェッジでの2打目が多くなるだろうね」。
タイガーは、腰の問題は今回限りのことだろうと語る。滞在しているホテルのマットレスが、単に柔らかすぎるために起きたことで、疾患としてとらえるような問題ではないという。
「言うなれば、もうこの(腰の)状態で始まったのだから、このままプレーするしかない。やりながら、ウォームアップしながら、今は非常にうまくコントロールしているよ」とタイガー。「コースに出て、ぜいぜい言いながらラウンドするわけじゃない。ちょっとした不安があるだけだ」と語った。
- エントリー受付け中!2013 GDOアマチュアゴルフトーナメント
- 5クラスからレベルに応じて選べる個人戦、気の合う仲間と楽しく参加できるチーム戦、息の合ったチームワークが鍵となるペア戦、それぞれエントリーを受付け中!他にも世界大会出場ペア決定予選会や競技初心者向けイベントなどを開催いたします。