週末のカギは「我慢」とラブ
2013年 フェデックス セントジュード クラシック
期間:06/06〜06/09 場所:TPC Southwind
スタンリー 「全米オープン」出場に黄信号
By Sean Martin, PGATOUR.COM
今大会「フェデックス セント ジュード クラシック」を面白くしているひとつは、来週メリオンで開幕する「全米オープン」の最後の切符が掛かっているからに他ならない。この大会が終わった時点で、世界ランク上位60位までの選手には、「全米オープン」の出場権が与えられる。
世界ランクで上位60位に名を連ねる選手の大半は、既に「全米オープン」への出場権を獲得している。5月27日時点でランキング上位60位までの選手には、既にメリオンの切符が付与されたからである。
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世界ランク59位のカイル・スタンリーは、現時点でのランキング上位60位の中で、唯一、「全米オープン」の出場権のない選手だ。今週の「フェデックス セント ジュード クラシック」に参戦していないスタンリーは、自身4度目となる「全米オープン」出場のためには、今は願うことしかできない立場にいる。今週の大会が終わった時点での順位を60位と予想していたスタンリーだが、当然のことながら、他の選手がスタンリーのランキングを上回った場合は(上位60位からはじき飛ばされ、結果として)「全米オープン」への出場は果たせなくなる。
スタンリーにとっての脅威は、ベルント・ウィスバーガー(オーストリア)だ。現在、世界ランク61位のウィスバーガーが、欧州ツアーの「ライオネスオープン」で単独12位以上の成績を収めると、残念ながらスタンリーは「全米オープン」の出場圏内からはじき飛ばされてしまう。
世界ランク67位のジミー・ウォーカー、同68位のチャールズ・ハウエルIIIの二人は、「フェデックスセントジュード クラシック」の出場選手の中で、「全米オープン」出場の切符を手にしていないランキング最高位の選手だ。計算上、ウォーカーは5位以上の成績でスタンリーを追い抜くこととなる。同様にハウエルは、4位以上の成績でスタンリーを抜き去る。では現在のランキングで最も低位からスタンリーを上位60位からはじき飛ばす可能性のある選手は誰だろう? それはデビッド・トムズだろう。現在ランキング101位の彼は、メンフィスで遂げたツアー優勝のおかげで、既に「全米オープン」の出場権は手中に収めている。
全米ゴルフ協会(USGA)は「全米オープン」の出場選手枠を150名、繰り上げ参加の可能性のある予備選手枠を6名と制限している(つまり最大156名の選手たちがチャンピオンシップ会場にやって来ることとなる)。万が一、150名の参加枠が埋まらなかった場合は、世界各地で行われた地区予選の結果から、繰り上げ選手が順次決まることとなる。
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