フェデックスカップスポットライト:フィル・ミケルソンの巻
2013年 ノーザントラストオープン
期間:02/14〜02/17 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
休養十分、万全で挑むL.ドナルド
ルーク・ドナルドにとって、今週開催されるノーザントラストオープンでその年の米国ツアーの開幕を迎えることは3年連続のことだ。休養十分のドナルドはこの3年間、世界各国の大会で通算6勝。2011年には世界ランキングを9位から1位に浮上させ、56週の長きに渡ってその座を守った。そして彼は直近の24ヶ月間、世界ランキングで3位を下回ったことがない。
この成功続きのキャリアに、文句はあるだろうか?
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「たくさん練習をして試合に臨むのがコツだよ」。2011年を振り返りドナルドは語りだした。「長いゴルフのシーズンでは、休む時間を見つけるのは大変だし、ゲームに向けてスイングをより良くする時間を確保することが大変だった」。
「オフの期間にきちんと休みをとったが、しっかり練習を重ねているからリビエラCCに出場する準備は出来ている。素晴らしいコースだし、芝の状態もいい。更に1年を通じでのツアーのなかでも、格式高いなコースのひとつだ」と話した。
ドナルドは、昨年12月に手術を行ったが、1月上旬にはプレーすることが出来た。単に復帰に向けて準備をするための十分な時間が欲しかったのだ。実際に、自分のスイングを「より良くする」という言葉を彼は好んでいる。「常に少しでも良いトップの位置を模索している。もう少し内側がいいのか、カップに向けた左手首をより深くするのか。いつでもダウンスイングのことが頭にある。手と腕をより下の方へ、とかね。そして左側のインパクトでバシッと弾くんだ」。
水曜日のプロアマでは「67」の好成績。リビエラCCで出場した最近6試合では、2010年の2位を含め上位6位以内が3度。どうやらこのコースとは相性がいいらしい。
ドナルドがゲームへ向け調整をしている間、タイガー・ウッズとフィル・ミケルソンンが今季早々に優勝を果たした。ブラント・スネデカーは5戦して、優勝1回、2位が2回、3位が1回。昨年制覇したフェデックスカップで、今シーズン大きくリードしている。かかる状況の中、ドナルドは多少の不安を感じるのだろうか?
「答えは2つ。Yes でもありNoでもある。ツアーは短距離走ではなく、マラソンのように長いもの。長いシーズンは、時に自分の立場を理解する必要がある。私が思うにここ5年の新しいプレーオフシステムは、賞金王がタイトルではなくなっている。賞金ランキングとは、誰がベストなパフォーマンスをしたかを如実に示すもの。フェデックスカップのプレーオフが始まった時点では1位にいる必要はなく、誰にでもチャンスがあるのが新しいシステムの魅力だね」と言った。
「そしてまた、プレーオフまで多くの大会が残っている。確かにブラントは素晴らしいスタートを切ったし、タイガーとフィルは調子が良い。実力ある選手がいいプレーをしているときはいつだって、たくさん練習をして、追いつこうと必死に思うからね」。