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2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

今平周吾は予選落ち マスターズで苦しむ“日本ツアー賞金王”

◇メジャー第1戦◇マスターズ 2日目(12日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

今平周吾のオーガスタ初挑戦は2日間で終わった。初日4オーバー73位タイの出遅れから2バーディ、4ボギーの「74」と粘り切れず、通算6オーバー。カットラインに3打届かず、大会の特別招待を受けた日本ツアー賞金王は予選ラウンドで姿を消した。

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早朝の雨が上がった穏やかなコンディションで、今平は出だし1番で3mを沈めていきなりバーディ発進を決めた。巻き返しに期待がかかったが、5番で第3打のアプローチがグリーンの段を上りきらずに10mを残して2パットボギー。アーメンコーナーの12番(パー3)では、第1打をバンカーに入れてボギーをたたいた。

「初日はティショットで飛ばそうとしてミスをしていた。きょうは欲をかかず、フェアウェイに置いてやろうと。それはうまく行っていたんですけど、セカンドショットで対応できなかった」と悔しさが残る。

前年の日本ツアーの賞金王が「マスターズ」の決勝ラウンド進出を果たしたのは、ここ10年で2012年大会のベ・サンムン、11年のキム・キョンテ(韓国)だけ。日本人賞金王となると09年の片山晋呉までさかのぼる。オーガスタで予選通過の経験がある石川遼池田勇太もその前年は賞金王ではなかった。松山英樹はプロ1年目でマネーキングになった翌年の14年に予選落ち。今年を含め通算8回の出場で唯一、決勝ラウンドに進めなかった年だ。

今平は同組でプレーしたPGAツアーのケビン・キズナーキラデク・アフィバーンラト(タイ)を見ては、技術の差を肌で感じたという。「ボールの高さが違う。ショットで結構ハンデがある。これからそれをどう埋めていくか。日本に帰って考えます。毎回、海外で同じことを思って帰る。次に来るときは何かをつかんで帰りたい。ロングアイアン、ミドルアイアンでもうちょっと高さが出るといいと思う」

次週には再開する日本ツアーの国内初戦「東建ホームメイトカップ」(三重/東建多度カントリークラブ・名古屋)が待っている。「今年は(年間)3勝を目標にやっている。そうなれば、結果的に賞金ランクも良い位置で戦える。それだけ目指して頑張ります」。5月の「全米プロ」出場も有力。たくましさを備えて、帰ってきたい。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)

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