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2019年 マスターズ
期間:04/11〜04/14 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)

Wi-Fiあったよ! 金谷拓実が“カラスの巣”に泊まってきた

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(9日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)7475yd(パー72)

「マスターズ」には、大会に出場するアマチュアがクラブハウス内の屋根裏部屋に宿泊できるというひとつの伝統がある。昨年「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制してオーガスタに乗り込んだ金谷拓実(東北福祉大3年)は8日(月)の夜、この歴史あるクロウズネスト(カラスの巣)で一夜を過ごした。

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2011年&12年大会にアマチュアで出場した松山英樹は当時、コース外に宿泊していたため、この屋根裏生活を体験した日本人は(公になっている限り)金谷が初めてだ。白亜のクラブハウスは2階にチャンピオンズロッカー、レストラン、蔵書や記念品が並ぶエリアがあり、その上にクロウズネストはある。

今大会に出場するアマチュア6人のうち、同日夜には金谷のほか、前年の「全米アマ」を制したビクトル・ホブラン(ノルウェー)、「ラテンアメリカ」優勝のアルバロ・オルティス(メキシコ)、「全米ミッドアマ」覇者ケビン・オコネルが一緒に泊った。

部屋の大きさは110㎡ほどで、ベッドルームは木製の仕切りでプライベート空間が確保されているだけ。共用バスルームはひとつ。ちなみに公開されていない宿泊料金は過去の文献では1泊10ドル程度で、ジャック・ニクラスはステーキを含むディナー付きで5ドル未満で泊まったという話もある。現在は1泊「30ドルくらいという話」(金谷)だとか。「Wi-Fiが使えた」というのは“帝王”の時代にはなかった事実のはずだ。

同日夜には出場アマチュアによる恒例のディナーパーティーが行われ、グリーンジャケットに身を包むメンバーのほか、世界ランキング6位のブライソン・デシャンボーも挨拶に駆け付けた。「特別な場所だった。すごい記念になりました」と、一夜をともにしたメンバーは仲良く記念撮影も忘れない。雨が落ちた9日(火)の午前9時前、「まだふたりは寝ていました」と金谷は静かにチェックアウトを済ませた。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)

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