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このボールはどこから? パー4エース寸前のビッグドライブが珍場面

◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 3日目(23日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7345yd(パー71)

後半12番の短いパー4で、スーパーショットが珍場面を演出した。グリーン上でケビン・キズナーが1.5mのパーパットを打った直後、ティグラウンド方向からカップに向かってボールが転がってきた。実はコレ、後方組のパトリック・カントレーがグリーンに乗ると思わずに打ったティショットのボール。キズナーはカップに沈めた直後、いきなり現れたボールに驚いた様子だった。

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幸運なキックがボールを加速させたのか、1Wを強振したカントレーも予想外の394ydドライブ。ボールはカップのわずか右を逸れ、PGAツアー史上2人目となるパー4でのホールインワン(2001年「フェニックスオープン」第1ラウンドの17番/アンドリュー・マギー)達成は惜しくも逃したが、ボールはピン奥1mにピタリと止まりイーグルを記録した。

このイーグルが効いて「65」をマークし通算9アンダーの3位タイに浮上したカントレーだが、プレー中の前方組に打ち込む形になったのは事実。結果的にキズナーのパーパットの妨げにはならず、胸をなでおろしたことだろう。

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