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「後方にキャディ」で前日の罰打を取り消し

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 3日目(2日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7261yd(パー71)

PGAツアーは、大会2日目にデニー・マッカーシーに科した2罰打を3日目に取り消した。同選手は第2ラウンドの前半15番(パー5)で、スタンス中にキャディがターゲットと球の後方線上に立っていたと指摘され、今年1月に施行された新規則への違反を指摘されていた。同ホールのダブルボギーはパーに訂正。第2ラウンドのスコアは「65」となり、3日目を終えて通算8アンダーの18位タイとなった。

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マッカーシーは同ホールの第4打の直前に素振りをしていた際、キャディが後方線上に立っていたことから、規則10 2b(4)「キャディがプレーヤーの後方に立つことの制限」に抵触するとみなされた。

同選手は罰を受け入れたが、自身はキャディの援助によって狙いを定めていないことを明言。また、キャディは素振りの直後に後方線上から離れ、その後マッカーシーもいったんアドレスを解いてから構えに入り直していたことから、競技委員の対応に批判が集まっていた。

新規則では目標に向かって正確なスタンスをとるのはプレーヤーの技術であるという考え方から、「他の援助」を禁止している。しかし、選手がショットを打つに当たり「スタンスがどの段階から始まるか」という点で基準が十分に明確でないまま、前週の欧州ツアー「オメガドバイデザートクラシック」では李昊桐(中国)が同様の罰を科された。

PGAツアーは大会3日目の朝になって、世界のルールを統括するUSGA(全米ゴルフ協会)とR&Aと協議をした上で、マッカーシーの第3ラウンドプレー中に前日の罰打を取り消した。同じ第2ラウンドの最中、ジャスティン・トーマスが13番でチップショットをする前にも、同規則に抵触する懸念があったといい、処置を改めた。

ツアーは「競技中の新規則の適用と解釈における疑問から、選手やキャディの間に(現在)大きな混乱を招いているのは明らかです。状況を踏まえ、USGAとR&Aの全面的な支持を得て、(新)規則において前述の2つの状況、そして将来の同様の状況はペナルティにならないと解釈されます。これに伴い、マッカーシーのスコアは更新(訂正)します」との声明を出した。

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