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「うまくいかない」 松山英樹は7打差圧勝コースに腕組み

◇世界選手権シリーズ◇WGC HSBCチャンピオンズ 事前情報(24日)◇シェシャンインターナショナルGC (中国)◇7261yd(パー72)

アジア出身選手として初めて世界選手権シリーズを制した2016年大会は、今も多くのゴルフファンの胸に刻まれている。後続に7打差をつけての圧勝。松山英樹は「あの時は簡単に感じた。何をしてもうまくいった」と振り返るが、本来このシェシャンインターナショナルGCは「なかなか結果が伴わない」と感じるコースだという。

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前週韓国での「ザ・CJカップ@ナインブリッジ」を18位タイで終え、松山は23日(火)に上海に入り、24日(水)のプロアマ戦で進藤大典キャディとともに最終調整を行った。午後0時過ぎに出て、日没直後の5時半にようやくホールアウトした。

新シーズン初戦となった韓国での4日間を「3日目は良かったんですけどね」と思い起こす。「ミスをしながら良いプレーができた。でも、最終日から今まで崩れている」と現況を語った。「なかなか思うようなショットが打てない。球が真っすぐ行っても、ヘッドの入りか、(スイング)軌道が悪いのか分からないですけど、思った距離感を出せていない」と悩ましい。

上海西部郊外の当地は、ウォーターハザードが多いダイナミックなレイアウトが特徴的だ。松山は加えて、「視覚的にやられるようなコース」と難度を上げている要因を説明する。「ティから見えにくいところ(落としどころ)にしっかりと打っていけるかどうか」。自分が描くマネジメントとショットを信じきれるか、それを具現化できるかが大きなポイントと読む。

昨年まで5年連続で出場し、途中棄権が2回。優勝以外の最高位は14年の41位タイに甘んじている。だから「それ(優勝)以外の成績を見てもらえば一番分かりやすいんですけどね」とボヤく。やる気をくすぐられるコースには違いないが「うまくいかなくて腹が立つ(笑)」というイメージも変わらないという。

PGAツアー公式サイトのパワーランキング(優勝予想)では、松山は14番目という位置づけ。2年前の優勝はもとより、夏の昨季終盤戦から6試合連続でトップ20を外していないことも評価されている。「いいプレーをすれば、ああやって結果を出せる。優勝しているので」と力を込めるが、具体的な目標はまず慎重。「4日間アンダーパーで回りたい。60台は…出たらうれしい」と控えめに笑った。(中国・上海/桂川洋一)

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