「最低限をクリア」松山英樹は5年連続最終戦進出に安堵
2018年 ツアー選手権byコカ・コーラ
期間:09/20〜09/23 場所:イーストレイクGC(ジョージア州)
来季からレギュラーシーズン“王者”にもボーナス 松山英樹「また1位に」
◇米国男子◇ツアー選手権 事前情報(18日)◇イーストレイクGC(ジョージア州)◇7385yd(パー70)
PGAツアーは18日(火)、来季のフェデックスカップレースに関する規定変更を発表した記者会見で、レギュラーシーズン終了時点でのランキング上位10人に対し、順位に応じてボーナスを付与することを明らかにした。
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毎年10月に開幕するPGAツアーは、2018―19年シーズンに全46試合が組まれている。8月の「ウィンダム選手権」までの43試合をレギュラーシーズンとし、同大会終了時点でのフェデックスカップポイントランキング上位125人が、全3戦のプレーオフシリーズに進出する。
これまで支払われることがなかったレギュラーシーズン終了時のランキング上位10人へのボーナス「ウィンダムリワード トップ10」を来季から設定。1位への200万ドル(約2億2400万円)を筆頭に、ランキング順に計1000万ドル(約11億2000万円)を分配する。
松山英樹は発表されたポイントレースの変更について、「(ジェイ・モナハン)コミッショナーが言うように、ファンのためになることならば良いと思う」と話した。一方、プレーオフ第2戦までのポイントランキングに応じて、ストロークの“ハンディキャップ制”(1位が10アンダー、2位は8アンダー…とランキングに応じたスコアからスタート)を採用する最終戦については「世界ランキングのポイントがどうなるかが分からないので…」と困惑する表情も見せた。
松山は2016―17年シーズンにポイントランク1位でレギュラーシーズンを終え、新ルールが2季早く施行されていればビッグボーナスのチャンスがあったが、「思うことはないですよ。また1位を取れればいいじゃないですか」と力強かった。(ジョージア州アトランタ/桂川洋一)