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2018年 ウィンダム選手権
期間:08/16〜08/19 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)

小平智は休みなく練習 「全米プロ」明けの月曜からコース入り

◇米国男子◇ウィンダム選手権 事前(13日)◇セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)◇7127yd(パー70)

前週の「全米プロゴルフ選手権」を59位で終えた小平智は、翌月曜日の朝にミズーリ州から今週の会場があるノースカロライナ州へ飛び、その足で午後3時過ぎにコース入り。「疲れはないので練習に来ました」とショットからパターまで調整をこなし、2時間ほど練習場で汗を流した。

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4月「RBCヘリテージ」を制して以降、米国ツアーに主戦場を移してから4カ月。小平のレギュラーシーズンは、今季16試合目で早くも最終戦を迎える。「(日本ツアーで)12月に終わるのに慣れているから、8月、9月でシーズンが終わるのは不思議な感じ」。米ツアーは次週から4試合にわたるプレーオフシリーズに入り、9月末にシーズンの幕を閉じる。長く日本ツアーを戦ってきたルーキーが覚える違和感は自然なものだろう。

そのプレーオフシリーズを前にした最新のフェデックスランキングは73位にいる。同シリーズは125位までが出場する初戦からはじまり、試合が進むごとにランク下位の選手が脱落していくシステム。現状は第3戦「BMW選手権」(70人)のフィールド圏外で、最終戦「ツアー選手権」(30人)に進むには多くのポイント加算が求められる立場だ。

今週はプレーオフを意識した戦いになるかと思えば、そうでもない。「はじめてのことなので、あまりないです。まずはプレーオフシリーズに出られることが嬉しい」と話し、今週は目の前の一戦だけに集中できそう。予選落ちが続いた時期もあったが、「全英オープンあたりから良い感じで来られている。ショットの調子が戻ってきたので安心感がある」と、シーズンも大詰めに迫る中で手ごたえは深まっている。

「今は調子が良いので、今週出ることを決めました。感覚を鈍らせたくないし、ちゃんと自分のものにしていきたい」。プレーオフに備えて今週をスキップする有力選手が多い中、初のフルシーズンを戦う28歳のビジョンは明確だ。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/塚田達也)

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