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2018年 全英オープン
期間:07/19〜07/22 場所:カーヌスティ(スコットランド)

日本人2サム 小平智と池田勇太はグリーン上で明暗

◇メジャー第3戦◇全英オープン 3日目(21日)◇カーヌスティ(スコットランド)◇7402yd(パー71)

メジャーの決勝ラウンドで日本人同士が2サムでプレーした。ともに1オーバーの40位タイから出た小平智は「68」で通算2アンダー28位タイに浮上、池田勇太はパットに苦しんで3バーディ、3ボギーの「71」とスコアを伸ばせず51位タイに後退した。

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「勇太さんと一緒に回ると、結構(スコアが)良いというイメージがある」という小平は3番でボギーを先行させた後、5番からの4連続バーディで一気に挽回した。「いつかバーディチャンスは来るだろうと、焦りはなかった」。終盤は第1打を右のバンカーに入れた16番(パー3)をボギーとした後、上がり2ホールは4m以上のパーパットをねじ込んだ。

「ああいうパットを決められるようになったのが成長。リカバリーができるとスコアをまとめられる」。1ラウンドでアンダーパーを記録したのは5月の米ツアー「フォートワース招待」以来。「この位置ならトップ10を目指して頑張りたい。きょうより良いスコアを出さないと」と来年の全英出場権獲得をにらんだ。

一方の池田は最終ホールで5mを沈めてバーディフィニッシュを決めたが、「智のパットが(先に)入ったので、(自分は)どうせ入らないだろうと思って打ったら入った」と苦笑いした。全英では2年ぶりの決勝ラウンド進出。昨年の「マスターズ」からのメジャーの連続予選落ちを「5」で止めたが、それだけでは満足できない。

初日のパット数「28」に対し、2日目、3日目はいずれも「32」パット。この日は「カップのふちで止まったのが5回、入ったと思ったのが横を通り抜けていったのが6回…」と嘆く。「ラインの読みだけだと思う。あとはショットがつくところもあるのかなと思うけれど…」。今大会に向け、「気合いはあえて成田に置いてきた」と、精神面での落ち着きを心掛けてきたが、「ラクにやりたいのだけど、(試合中に)フラストレーションがたまるのがものすごく速い。100倍くらい」という。「(最終日に)発散できればいい。ひとつでも多くのバーディ、イーグルを獲るだけ」と希望は捨てていない。(スコットランド・カーヌスティ/桂川洋一)

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