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痛恨8打 松山英樹は名物17番で2度の池ポチャ

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(10日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)

PGAツアーの名物パー3が悪夢のホールになった。5回目の出場となった松山英樹は、後半17番(パー3)でショットを2回池に入れて「8」を記録。バーディは2つにとどまり「79」をたたいた。7オーバーで、出場144人(うち1人がホールアウト後に棄権)中139位タイ。大きく出遅れた。

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16番(パー5)までに2オーバーに沈んでいた松山は、TPCソーグラスのアイランドグリーンを前にしてフォローの風を感じた。手前に切られたピンまでは約130yd。ロフト56度のウェッジで打ったティショットは、わずかにグリーンに届かず池に消えた。

「(同組で先に打った)ふたりを見ている感じでは、パトリック・リードと同じような感じ(ピンそば2mにグリーンオン)かなと思ったんですけど、池だったのでちょっとびっくりしました。感触?全然悪くなかったです」

悲劇はそこで終わらない。打ち直しの3打目を右手前バンカーに入れると、ライは “目玉”だった。真ん中から左サイドにかけて強烈に下り傾斜になっているグリーン。池までの距離が短いピン方向に打っては、ボールは止まらない。ピンよりも大きく右を向いてセンター方向に打ち出したが、それでもボールは転がり続けて再び池の中に沈んだ。

「あのラインなら止まるだろうと思って打ったんですけど、思ったよりも止まらなかった。普通のライだったら寄せられるピン位置ですけど…」。騒然とする場内で、痛恨の6オン2パットで大きく後退した。

この日は前週の「ウェルズファーゴ選手権」で封印したエースパターに持ち替え、グリーン上は「少しずつ良くなっている。先週よりも良い」という好感触があった。1Wショットも、右の林に突っ込んでダブルボギーのきっかけとなった7番を除けば「安定していた」という。アイアンショットでチャンスを作れなかったことにもどかしさを持ったが、1ホールでの大たたきが何より痛い。

「あしたは(予選通過に)7アンダー、8アンダーと必要。それを目指して頑張りたい」。17番で2度池に入れた際、ドロップゾーンへの孤独な道のりをキャディと行き来した松山には、ギャラリーから温かい拍手が飛んだ。奮起しないわけにはいかない。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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