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松山英樹 虫刺されのアクシデント経て“第5のメジャー”へ

◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報(8日)◇TPCソーグラス(フロリダ州)◇7189yd(パー72)

前週の「ウェルズファーゴ選手権」で、MDF(最終ラウンドの出場人数制限)により3日目で姿を消した松山英樹は、その朝、人知れず不運に見舞われていた。スタート前に右腕を虫に刺され、フロリダの自宅で過ごした6日(日)にはアレルギー反応により右ひじを中心に腫れが出たという。今週の「ザ・プレーヤーズ選手権」は、そんなアクシデントの先で迎える“第5のメジャー”だ。

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松山は7日(月)に会場に入って調整を開始し、8日(火)は午後から練習ラウンドを行った。前年大会を制したキム・シウー(韓国)やグレイソン・マレーらとアウトの9ホールをチェック。患部を気にする仕草をわずかに見せながら、「きょうもまだ腫れているんですけど、だいぶ引いてきたので試合は大丈夫。痛みはないです」と説明した。かねて、虫刺されに対するアレルギー反応が強く出る体質で「腫れで腕が“パンパン”になりました。早く治したいんですけどね…治る薬、ないですかねえ」と苦笑いした。

この影響から、自宅で過ごした週末は室内でのパッティング練習に時間を費やした。「家の中なら虫に刺されないから安全なんで…」。ウェルズファーゴ選手権では、まさにグリーン上での勝負に苦しんだ。すぐに反省材料とし、過去の映像を見返しながらフォームを模索。「(国内外で5戦4勝した)2016年の後半や、状態が良かった今年のファーマーズの動画なんかを見ながらやっている」。パター自体も前週は封印していたエースモデルを事前練習で握っている。

一方でショットについては好感触を保ったまま。「フィーリングが出ているのは明るい材料かなと思います。プロになった年(2013年)以来くらいかな、ショットに関しては気持ちよく打てている」とまで言った。

予選ラウンドは4月に「マスターズ」を制したパトリック・リード、世界ランク3位の23歳、ジョン・ラーム(スペイン)と同じ組。どちらも個性派といわれる選手たちとのグルーピングに「特殊ですね…おれも特殊なんだろうなあ」と笑った。今大会から「RBCヘリテージ」を制してツアーメンバーになった小平智が本格参戦。「“世界のサトちゃん”が来たんで(笑)。練習ラウンドも機会があればお願いしたいと思います」と、新しい戦友の挑戦も大いに歓迎した。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)

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