石川遼の米ツアー出場権確保は厳しくなった

◇米国男子下部・入れ替え戦最終戦◇ウェブドットコムツアー選手権 最終日(2日)◇アトランティックビーチCC(フロリダ州)◇6849yd(パー71)

来季の米ツアー出場権を懸けた下部ツアーとの入れ替え最終戦の最終ラウンド。前日の荒天による順延を経て、53位から出た石川遼は5バーディ、ノーボギーの「66」とし、通算9アンダーで終えた。

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後続の結果にもよるが、現時点の順位（40位）では、入れ替え全4戦の賞金ランキングは前週時点の22位から30位前後に後退する見通し。ランク25位までに付与される出場権の確保は、極めて難しい情勢だ。2013年の米ツアー本格参戦から5年目で、石川の戦いは大きな転換点を迎える。

イン10番からスタートし、前半で2つ伸ばした。折り返し後の1番でバーディを奪うと、“鬼門”となっていた2番、3番（パー3）をパーで切り抜けた。6番、7番の連続するパー5でバーディを重ねた。

スコアの伸ばし合いが必須となった最終戦で、石川は初日「71」と出遅れ、悔し涙を流した。2日目は「65」と盛り返して予選を通過したが、3日目に「73」とスコアを落としていた。