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ウッズが近況報告「痛みは急激に引いた」 復帰の見通しは立たず

腰などの故障で戦列を離れているタイガー・ウッズが24日(水)、自身のウェブサイトで近況を報告した。ウッズのメッセージが更新されたのは4月中旬に腰と足の手術を受けて以来、初めて。痛みが和らぎ、回復への経過をたどっていることを記したが、復帰の見通しは依然立っていない。

ウッズは2月の欧州ツアー「ドバイデザートクラシック」で腰痛を再発させ、途中棄権して以降、ツアーを離脱。4月の「マスターズ」も欠場し、その後テキサス州で脊椎固定術を受けた。「痛みのない生活はもはやできなかった。手術をしない方法も模索したが(状態が)良い日も悪い日もある中でもいつも痛みがあった。多くのことができず、横になっても痛い。もう手詰まりになっていた」と、故障が日常生活にも支障をきたしていたことを明かした。

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マスターズについても「オーガスタでプレーするための準備を整えていたが、2008年の全米オープンのとき(当時はひざを故障)のように、スイングでインパクトした直後に痛みがあった」と説明。「『できるのか?』と考えたとき、『おそらく無理だ』というのが答えだった」

術後1カ月が経ち、現在は「表現するのが難しいが、急激に痛みが引いた。ここ数年感じたことがないくらい良い感じだ」と経過が良好であることをアピールした。

「言葉自体は恐く感じるけれど、(脊椎の)固定術や関節置換の手術をしたデービス・ラブIIIレティーフ・グーセンリー・トレビノ、ラニー・ワトキンス、ダドリー・ハートといった選手は皆カムバックした。それ以上に(手術が)彼らをより良い生活に導いた。それが一番大切なことだろう。僕も自分の子どもたちと、もう一度(普段の)生活を送りたい」。リハビリで歩行や軽めのトレーニングも開始し、自宅のあるフロリダ州で子どもたちの学校の送り迎えもしているという。

とはいえ、ウッズはやはりツアーへの復帰を望んでいる。「またプロゴルフでプレーしたい。疑いの余地なくそう言いたい」。2、3カ月の間は体をひねる動作ができない見通しで「いまは医師の言うことを聞いて、短い期間ごとのゴールに集中している」と完全回復を目指し、長期的な視野で身構えている。

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