【W杯詳報2R】石川のバーディ締めで「65」 日本は通算6アンダー
2016年 ISPSハンダ ゴルフワールドカップ
期間:11/24〜11/27 場所:キングストン・ヒースGC(オーストラリア)
「7バーディでは少ない」松山英樹&石川遼のQ&A/W杯2R
◇国・地域別対抗戦◇ISPSハンダ ゴルフワールドカップ 2日目(25日)◇キングストン・ヒースGC(オーストラリア)◇7111yd(パー72)
日本代表の松山英樹と石川遼は、それぞれのボールでプレーしホールごとに優れたスコアを採用するフォアボール形式のダブルス・ストロークプレーを「65」で回った。1オーバーの10位タイから通算6アンダー8位タイに浮上。単独首位のデンマークとは6打差で残り2日を迎える心境について語った。
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―最後はバーディフィニッシュ。1日を振り返って
石川「お互いに近いところからバーディパットを打つことがあまりなく、もっと自分もチャンスを作れればよかった。チームのボギーはなかったが、僕が(個人で)ボギーを打ってしまった。あれでは攻めていけなくなる。英樹にどんどん攻めていってほしいのに」
松山「あまりいいところがなかった。チームのボギーがなかったのが良かったと思う。セカンドショットを先に打った方が、いいところに打てると、次の人はもっと攻められる。ダメなら安全に乗せていくという感じになりますね」
―ノーボギーでスコアを伸ばした
松山「ふたりで7バーディは少ない。お互い5バーディ、6バーディと取って、10バーディ近くいくと思っていた。自分も不甲斐ない」
石川「自分は10番でセカンドの距離感をミスしてショートし、3パットボギーにした。英樹は(1mのバーディチャンスを外す)難しいパッティングになった。ラインをつぶしてガツンと打てるようなシチュエーションを自分が作れれば、取れたホールだった」
―11番は松山がチップイン
松山「遼も簡単にパーを取れるような状況じゃなかった。まずはボギーを打たないようにと思ったら入ってくれた。ティショットに(10番でチャンスを外した)イラつきをぶつけて打ちました。でもセカンドをミスして…チップインで解消されたかなと思う」
―本調子ではない
松山「僕は良いところがなかった。(バーディにした)7番ホールくらいですかね。遼がピンチになったところで、しっかりカバーできた。そのくらい」
―7番で松山は右隣の1番のフェアウェイを狙った。石川選手は?
石川「狙ったんですけど…いかなかったです…(ボールは正規の7番のフェアウェイへ)」
松山「あそこ(石川は7番を)、狙ったんです!(笑)」
石川「英樹は常に安定感があって頼りになる。英樹が頑張ってくれると、自分の(悪い)スコアが出ない。『もう一回頑張ろう』と切り替えられる。チームがお互いにパーオンして2パットのパーとするよりも、どっちかがバーディを獲ると勢いがつく。そこらへんは気持ちの切り替えがうまくできた」
―フォアボールでかかるプレッシャーはフォアサムより少ない?
松山「プレッシャーがないわけない。自分がミスれば相手に負担がかかる。お互いがプレッシャーを持ってやっている。日本代表としてきているので。でも、自分のボールでティショット、セカンドを打つのは、きのうよりもリズムがつかみやすかった」
石川「こっちのフォーマットの方が気楽かなと思ったけれどそうでもなかった。こっちはスコアが伸びる。伸ばせないと順位はかなり落ちる。プレッシャーは変わらない」
―きょうもウエアが同じ色のコーディネートだったが?
松山「たまたまです(笑)」