松山英樹が19年初戦へ アマチュア・金谷拓実は米ツアーデビュー
2016年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:10/27〜10/30 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)
「30バーディ獲りたかった」松山英樹、メジャー制覇へたぎる意欲/一問一答
◇世界ゴルフ選手権◇WGC HSBCチャンピオンズ 最終日(30日)◇シェシャンインターナショナルGC(中国)◇7266yd(パー72)
松山英樹が日本人最多に並ぶ米ツアー通算3勝目を世界選手権シリーズ(WGC)で飾った。4日間いずれも60台をマークし、後続に7打差をつける圧勝。ラウンド後の公式記者会見で喜びを語り、メジャー制覇への強い意欲を口にした。
<< 下に続く >>
―2位に7打差をつける勝利
「きょうラウンドはスタート前からすごくナーバスになっていましたけど、スタートホールでバーディが取れたんで、緊張しながらもうまくプレーすることができました」
―アジア出身選手として初めてのWGC制覇
「そこに何か思うことは全然ないです。Y.E.ヤンさん(韓国)が、メジャー(2009年全米プロゴルフ選手権)を勝っているので。(WGCもアジア勢が過去に)誰か勝ったと思っていたので、逆にいま、それを聞いてビックリ」
―18番ホールはどんな気持ちで
「(17番までに4日間で)トータル29バーディだった。最後バーディを獲って、30バーディにして終わりたかった。でも、なかなかそこはうまく行かなかったので、せめてパーで上がれればいいなと思っていました」
―途中棄権が2回あった大会。勝因は
「過去2回棄権していましたし、1回は成績が良くなかったが、なぜかはよく分からなかった。今年はここでも優勝争いをするんだという気持ちでいたが、初日から良いプレーができて、ここ(会見場)にいる。特別何か変えたことはないんです。3週間パッティングが良くて、今週は特に良かったと思います」
―キーになったホールは
「4番のパーパットがすごく大きかった。8番はセカンドショットで、距離が残ってもいいからFWに刻むべきだったと思う(2打目は3Wで右ラフに入れ、4オン1パット)。でもしっかりパーを取れたので、それから無理をすることなくプレーできました」
―WGC初制覇の意味は
「ここで優勝して、メジャーで勝ちたい気持ちがより一層強くなりました。(2017年4月のマスターズまで)まだ時間があるので、メジャーで勝つための課題を克服していけたらと思います」
―この喜びを誰に伝えたいか
「連絡をもらっている人はいっぱいいる。家族にも報告したい。両親にはここまで育ててもらったんで、感謝の気持ちを込めて、優勝したことを伝えたいです」
―大会記録が24アンダーだったが
「いま初めて知ったので気にしていなかったが、やっぱり30バーディを獲りたかった(笑)」