112年ぶり復帰の五輪ゴルフ 池田と片山が日の丸を背負う
2016年 リオデジャネイロ五輪
期間:08/11〜08/14 場所:オリンピックゴルフコース(ブラジル・リオデジャネイロ)
池田がお手製おにぎりを片山に差し入れ 日本代表は開幕へ準備着々
ブラジル・リオデジャネイロにあるオリンピックGCで行われる男子ゴルフの開幕まであと2日。前週まで米ツアーに出場していた選手たちも続々と五輪会場入りしてくる中、日本代表の片山晋呉と池田勇太は9日(火)、それぞれ個別の練習ラウンドでコースチェックを行った。
先にコースに出たのは池田。8時頃に1番からスタートして9番まで来ると、そのまま折り返して10番をティオフ。そのあとは11番、12番、5番、6番、18番とショートカットしてクラブハウスへと戻ってきた。
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一方の片山は、池田が10番から出た約1時間後に同じく10番からティオフした。前日は倉本昌弘、丸山茂樹ら日大ゴルフ部の先輩たちに見守られながらのラウンドで、「ちょっと(力んで)体が痛くなった」と苦笑いで振り返ったが、この日は1人で悠々と9ホールをラウンドした。
3週間前に出場した「北陸オープン」で、それまで使い続けていた4年前に発売されたモデルのボール「スリクソン Z-STAR XV」を、同製品の最新モデルへとスイッチした片山。また、同時期に都内で受けた整体治療も相まって、「それで結構良くなった。ここ数週間で、だいぶショットが良くなってきている」と復調への手応えを感じている。
先にホールアウトした池田は、練習場で倉本強化対策本部長、丸山ヘッドコーチとともに冗談を言い合うなど引き続き日本チームはリラックスムード。ここまで、片山と池田は2人で一緒に練習ラウンドを行っていないが、この日は池田が片山にお手製のおにぎりを差し入れる一幕も。開幕に向けて、さらにチーム力を高めていきたいところだ。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)