キレそうでキレない岩田寛「ぼくは幸せ者です」
2週ぶり参戦の岩田寛 アウト9ホールは“ぶっつけ本番”
米国男子ツアー「クイッケンローンズナショナル」は23日(木)、メリーランド州のコングレッショナルCCで開幕する。2週ぶりの出場となる岩田寛は前日22日(水)の午後から当地で調整。準備段階で想定外のスケジュールを強いられた。
オープンウィークとなった前週末に会場入りしたが、悪天候の影響もあり21日(火)までにアウト9ホールをプレーすることができなかった。この日は、出場できなかったプロアマ戦のあとに練習ラウンドを行うつもりで午後2時過ぎにコースに姿を見せ、ドライビングレンジで打ち込みを開始した。
<< 下に続く >>
ところが午後5時過ぎ、プロアマ戦の最後の組がプレーを終えたあと、すぐにコース管理のスタッフが翌日の開幕に向けて整備を開始。岩田はボールを打たずに、9ホールを歩いて雰囲気を確かめることしかできなかった。2011年の「全米オープン」の舞台にもなったワシントンD.C.近郊のコースについて「難しいですね。狭いし」とポツリ。アウトコースは“ぶっつけ本番”になる。
フェデックスカップランキングは現在127位。8月のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」終了時に125位以内に入り、来季のシード権獲得、プレーオフシリーズに進出するのが大目標だ。ディフェンディングチャンピオンとなる次週の国内ツアー「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」も「出たかったんですよね。でも…」と、退路を断る気持ちで米国に残っている。(メリーランド州ベセスダ/桂川洋一)
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!