岩田寛が語った「悪くなっても帰る場所」に戻れぬ大変さ
2016年 シェルヒューストンオープン
期間:03/31〜04/03 場所:ゴルフクラブ・オブ・ヒューストン(テキサス州)
「分からない」岩田寛、140位と大きく出遅れ
テキサス州のゴルフクラブ・オブ・ヒューストンで開幕した米国男子ツアー「シェルヒューストンオープン」の初日、岩田寛は6ボギー「78」の6オーバーで、140位と大きく出遅れた。首位は8アンダーのチャーリー・ホフマン。
フィールドの平均スコアは「70.493」。気温、湿度ともに上がったが、風は微風で97選手がアンダーパーでホールアウトした好コンディション。それだけに、自身の不調が顕著に足を引っ張った。
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怒りを通り越して、すでにあきらめの境地だったのか。10番スタートのこの日、12番でラフからの2打目をグリーン奧に外すと、球はギャラリースタンドの間を通ってラフで止まった。障害物からの救済も受けられそうな状況だったが、岩田はそんな素振りも見せずにさらりと打つと、寄せきれずにボギーとした。
続く13番(パー5)はグリーンを狙った2打目が右林ぎわのラフに捕まり、3打目はグリーン奧のテレビ塔まで飛ばして連続ボギー。14番(パー3)も左に出たティショットがバンカーにつかまると、続く2打目は反対側のバンカーへと入れ、3連続ボギーとした。
「何もないです。(調子が悪いのは)ずっとです。分からないです」。
ホールアウト後、足早にコースを後にした岩田。とにかく、切り替えていくしかない。(テキサス州ヒューストン/今岡涼太)
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