49歳ストリッカーが首位浮上 岩田寛はカットライン上で予選通過
2016年 バルスパー選手権
期間:03/10〜03/13 場所:イニスブルックリゾート(フロリダ州)
117位→43位 スピースは薄氷を踏む予選通過
ディフェンディングチャンピオン、そして世界ランク1位の面目を保った。フロリダ州のイニスブルックリゾートで開催中の米国男子ツアー「バルスパー選手権」。初日に5オーバー117位と出遅れたジョーダン・スピースは2日目に「68」(パー71)と巻き返し、通算2オーバーの43位タイで決勝ラウンドに進んだ。
2月の「ノーザントラストオープン」以来、2016年に入って2回目の予選落ち危機。スピースは出だし1番(パー5)で、いきなりボギーを叩いた後の粘りが光った。
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復調を求めているグリーン上での勝負。この日のパット数は前日と同じ25。ロースコアが出た要因は「パーオン成功が増えた(6回→10回)こと。きのうはひどいショットがいくつもあった」。パットとして数字に残らないグリーンの外からのチップインも、3回あった。
5番(パー5)でグリーン右奥のエッジから、7番では花道からいずれもパターで転がしてバーディ。カットライン上であがき続けた後半イン、パーを並べて迎えた15番(パー3)ではグリーン奥からウェッジで沈め、ガッツポーズを作った。
「まだ単純なショットに課題がある。長いクラブに関しても荒れたショットが多い。そのあたりを改善して、4.5m以内のパットがいつものように決まってくれれば、チャンスはある。まだ2オーバーだ」。トップとの差は7ストローク。連覇もあきらめていない。(フロリダ州パームハーバー/桂川洋一)
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