松山英樹が19年初戦へ アマチュア・金谷拓実は米ツアーデビュー
2016年 ノーザントラストオープン
期間:02/18〜02/21 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
最終日にオーバーパー 松山英樹「波に乗れなかった」
カリフォルニア州のリビエラCCで行われた米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」の最終日、首位を3打差で追って出た松山英樹は5バーディ、6ボギーの「72」(パー71)とスコアを伸ばせず、通算8アンダーの11位タイ。優勝したバッバ・ワトソンとの差は7打だった。
「うまく行きそうなところでミスが続いて、なかなか波に乗れなかった」。松山は悔しそうにそう振り返った。スタートホールの1番(パー5)は4日連続となるバーディを奪ったが、3番、4番で立て続けに3パットのボギーとした。5番で2mを沈めてバーディとしたが、続く6番(パー3)でピン左1m半からのバーディパットがカップ左をすり抜けた。「あれを外したのが大きかった」。
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その後はボギーのあとにバーディを取り返す展開で「ショットは良い感じになりそうなのに、なかなかうまくいかなかった。パットはもうワケが分からないことになった…」と、最終日に今週初めてのオーバーパーを喫し、上位追撃はならなかった。
週の前半は風邪で体調を崩したが「出たからには、結果が悪いのを体調のせいにはできない。結果がすべて」と言い訳にはしなかった。「悔しいけど、なるべくしてなった結果。今度はこうならないように、しっかり準備をしたい」と、静かに次を見据えた。
次週からは東海岸シリーズへと突入する。これまで、フロリダ州開催の試合では17位が最高位(2015年のプレーヤーズ選手権)と結果は出ていないが「得意か得意じゃないかは自分が決めること。成績が出ていないから嫌いってことはない」と、言葉に強い思いを込めた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/今岡涼太)