米ツアー初出場の片岡大育が5打差6位 石川遼は最終日に進めず
2016年 ソニーオープンinハワイ
期間:01/14〜01/17 場所:ワイアラエCC(ハワイ州)
石川遼は2016年初戦でセカンドカット 課題のフェアウェイウッドも不発
3度目の出場となった米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」で初めて決勝ラウンドに進んだ石川遼は、66位からスタートした3日目を4バーディ、7ボギー「73」(パー70)とし、通算イーブンパーの84位に後退。79人以上が予選を通過した際に設けられる3日目のセカンドカット(上位70位タイまで)にかかり、あすの最終ラウンドに進むことができなかった。
「ショットがしっくりした打ち方で打てていない。自分の状態を良い状態に持ってこられなかったというところが、第一の反省点です」。
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前半11番からの3連続バーディで浮上したのも束の間、石川は15番から2連続、後半2番からは3連続ボギーを叩いてズルズル後退した。初日から続くアイアンショットの不調に加え、「調子が良い1Wを持つ機会があまりなくて、フェアウェイウッドで打ったときに曲げてしまった」と、昨季の課題としてオフに精度向上を図ったFWのミスショットから多くのピンチを招いた。
15番、16番とFWでの1打目を左に曲げ、グリーンを捕らえきれず連続ボギー。左の池に打ち込んだ後半2番のティショットも、FWで放ったものだった。2本のFW(3番、5番)は今週から投入したものだが、クラブの調整不足につては「ウッド自体に問題はない」と否定。「自分のスイングがガチャガチャになってしまった」と話した。
米国本土の今季初戦となる次週「キャリアビルダーチャレンジ クリントンファウンデーション」(カリフォルニア州)はスキップし、2週間後に同州のトーレパインズGCで行われる「ファーマーズインシュランスランスオープン」に出場予定。「自分の体とクラブの一体感が出てくれば問題ないと思う。来週にしっかり調整したい」と、西海岸の拠点で立て直しを図る。(ハワイ州ホノルル/塚田達也)