浮き彫りになった課題 小平智の2019年初戦は最下位
2015年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/05〜11/08 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)
ノーバーディの小平智「悔しい」「分からない」「情けない」
意気込みが強かっただけに、落胆も大きいはずだ。世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」2日目の小平智は、バーディを1つも奪えず4ボギーの「76」。通算6オーバーの73位タイへと沈み、「悔しいの一言しかない」と視線を落とした。
実際には、一言では終わらないほどの意気消沈だった。「調子も悪くないし、何が悪いのか分からない」と大きく息をはき出し、「本当に情けない」とも口にした。
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10番スタートだったこの日、11番でボギーを叩くと、3打目をグリーン奧に外した14番(パー5)からは3連続ボギーだった。折り返した後半は「ほとんどパーオンしていたけど、良い感じで(バーディパットを)打っても入らなかった。1つでも入っていたら変わったかも」と、スコアカードの上では淡々とパーを並べた形となった。
将来的な米ツアー参戦を見据え、岩田寛が昨年大会の3位で切り開いたルートをイメージして中国へと乗り込んだ。だが、ここまでの2日間は思うようなゴルフができていない。「自分の力足らずです」。残り2日でアンダーパーまで戻すことを、当面の目標に切り替えた。
一方、岩田も今年は苦戦が続いている。2日目は小平と同じくバーディ「0」で5ボギーの「77」。通算3オーバーの69位まで後退し、ラウンド終了後は前日に引き続いて、練習場で黙々と打ち込みを行った。(中国・上海/今岡涼太)
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