松山英樹が19年初戦へ アマチュア・金谷拓実は米ツアーデビュー
2014年 ザ・メモリアルトーナメント
期間:05/29〜06/01 場所:ミュアフィールドビレッジGC(オハイオ州)
松山英樹の優勝 石川遼がブログで「悔しい」と祝福
米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」での松山英樹の優勝を受け、石川遼が同日1日(日)、自身の公式ホームページでコメントを寄せた。同学年の選手の快挙を喜ぶとともに、素直に「悔しいです」という胸の内を明かした。
同じ大会に出場していた石川は、この最終日は「75」と振るわず、通算1オーバーの57位でフィニッシュ。松山が中盤のプレーを控えた段階で、既にホールアウトしていた。
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プレーオフにもつれ込んだ激闘を松山が制した数時間後、まず「英樹が勝ちました!英樹&(サポート)チームの皆さんおめでとうございます」とメッセージを寄せて祝福。
今季からともにレギュラーツアーのメンバーとして挑戦を続けてきた仲間との時間を振り返り「練習ラウンドを毎週のように一緒に回っていて、英樹から学ぶものがありました。技術は解説者ではないので上手く伝えられませんが…向上心が強い。一方自分はここ半年でその場凌ぎのスケールの小さいゴルフをしてしまいました。無意識です。それを気づかせてくれたのは英樹です」と強い刺激を受けてきたことを明かし、初勝利を称賛した。
しかし一方で日本人史上4人目の快挙達成については、“先を越された”という想いも。日本ツアーでアマチュア優勝、賞金王戴冠と、松山に先んじて米ツアーにも本格参戦してきた。
「こんな客観的なことを言ってるけど 大前提として英樹が勝った、日本人が勝った嬉しさはあります!けど!けど!悔しいです。悔しいと思うなら、上手くなってみろ!って自分に言います。(今)言いました。すみません。これが今の気持ちです。」と気持ちを赤裸々に吐露した。
来年度の「マスターズ」出場権をはじめ、さらなる飛躍へのチャンスを掴んだ松山。石川は翌2日(月)、6月12日開幕の「全米オープン」の出場権をかけ、オハイオ州での最終予選会に出場する。