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コロニアル攻略へ挑む石川遼「低い球がバロメーター」

テキサス州フォートワースにあるコロニアルCCで明日から開幕する「クラウンプラザインビテーショナル」を控えた水曜日、プロアマ戦に出場しなかった石川遼は、昼頃からアプローチ、パット、ショットとそれぞれ30分ずつの軽めの最終調整で明日からの本番に備えた。

1936年に開場したコロニアルCCは、全長7,204ヤードでパー70。林に遮られたドッグレッグホールも多く、飛距離よりも正確なショットが要求される。それにプラスして、硬いフェアウェイとテキサス特有の強風が、その難度をさらに高めている。

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だが、最近の石川は4Wと5Wという2本のフェアウェイウッドで低い弾道の球を多用しており、コロニアル攻略に自信をのぞかせる。「低い球でも、ランが出る分飛距離を稼げるので、高い球を打つ人と同じところからセカンドを打てる」。その一方で、距離感のコントロールは要注意。「フォローの時は全英オープンのように転がって、練習ラウンドでは5Wで300ヤード(キャリーは約230ヤード)飛んだ」という。

そして、石川にとってはこの低い球が調子のバロメーターでもあるという。「低い球を打つときは、結構右足寄りに球を置いたりするけど、その時に捕まったストレートボールを打てている時はすごく良いスイングをしているとき」。攻略のイメージは見えている。3度目のコロニアル挑戦で、上位進出へと挑む。(テキサス州フォートワース/今岡涼太)

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