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2日間で9打差逆転!疑惑の過去を持つエブリーが初勝利

「オーガスタだ!」―。決着の瞬間、マット・エブリーの家族、関係者はアテスト小屋のそばで、声を張り上げた。フロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで開催された米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」最終日。単独首位を走っていたアダム・スコット(オーストラリア)が崩れ、逆転勝利を飾ったのは3位タイから出た30歳のエブリー。嬉しいツアー初勝利で、3週後に迫った「マスターズ」の初の出場権を手に入れた。

予選ラウンド2日間を終えた時点では、単独首位のスコットとは9打差。石川遼と同組でプレーしていた3日目にベストスコアの「66」をマークし、その差を4つまで縮めていた。

この最終日も5メートル以内のパットを次々と沈め、10番を終えた時点で首位タイに並ぶ。チャンスホールの12番(パー5)から2連続バーディを決め、追われる立場となった上がり3ホールで2ボギーを叩いたが、最後は1打差に迫ってきた後続・最終組のキーガン・ブラッドリーの6メートルのバーディパットが外れ、初白星が舞い込んだ。

「本当に信じられない。生まれ育った土地の近くで、本当にたくさんのファンが応援してくれた」。フロリダ・デイトナビーチ出身、フロリダ大卒の地元の星。2010年には本人は一貫して容疑を否認していたものの、マリファナ所持により一度は逮捕されたことで、90日間の出場停止処分も受けた過去も持つ。下部ツアーでの優勝経験はあったが「ゴルフは他のスポーツとは違って、負けに慣れてしまう。だって毎週、ほとんどいつも負けているんだから。だから勝利の味は忘れてしまう。もう一度この気持ちを味わえてよかった」と喜びを噛みしめた。

大会ホストのアーノルド・パーマーから「おめでとう」と声をかけられると思わず感慨に浸った。「(パーマーの孫の)サム・サウンダースとは長い間の知り合いで、何年か前に苦しんでいた時にこの大会への招待もくれた。全然ビッグネームじゃないのにね」。キングの恩に報いた30歳が、新たな一歩を踏み出した。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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2014年 アーノルド・パーマーインビテーショナル

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