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松山英樹、メジャー覇者に“予言”通りの粘り勝ち

世界ゴルフ選手権シリーズの今季第2戦「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」が19日(水)、薄曇りのアリゾナ州のダブマウンテンGCで開幕。初出場の松山英樹はマーティン・カイマー(ドイツ)と1回戦を戦い、終盤に逆転して2&1で勝利を収めた。

決着がつくまで、どちらも2アップにすることなく続いた一進一退の展開は、苦しんだ結果だった。松山のショットは「フェアウェイには行っていたけど、当たりは悪くて大変だった」という状態。1アップで迎えた5番ではフェアウェイからの第2打をグリーン左手前のバンカーに入れ、ボギーとしてポイントを献上。第2打をグリーンの奥のラフに外した7番では、見事なロブショットでピンそば1メートルに寄せて難を逃れたかに思えたが、続くカイマーに6メートルのバーディパットを決められ、リードを許した。

争いが熱を帯び始めたのは中盤。9番では先にカイマーが第2打をピン左1メートルに乗せた直後、松山はすぐに残り194ヤードを7番アイアンで奥2メートルにつけて応戦した。互いにバーディとしてオールスクエアで折り返し。10番で3メートルを決められ、再びリードを奪われたが、勝負は松山の「残りの5ホールくらいまで良い試合して、勝負をかけにいければいい」という前日の言葉通りの展開になった。

松山1ダウンで迎えた14番、カイマーは第2打をグリーン奥にこぼしたのをきっかけにボギーを叩いて並ぶ。すると続く15番、343ヤードのパー4は、どちらもドライバーでグリーン手前まで運んだが、相手がアプローチに失敗し、続く6メートルのパットも外したのに対し、松山は「相手がミスをしたので楽に打てた」とこのチャンスを逃さない。3メートルのフックラインを沈めてバーディを奪い、2連続アップで逆転に成功した。

決着は17番。カイマーはティショットを右サイドのバンカーに入れ、3オンとしてパーパットも外す。一方の松山は確実にフェアアウェイから152ヤードをピン手前5メートルに確実に2オン。バーディパットがわずかに外れたところで、カイマーがコンシードして勝負が決まった。

2010年の「全米プロゴルフ選手権」を制したメジャー覇者を倒しても、ホールアウト後の松山は冷静だった。「そんなに調子は絶好調というわけじゃなかったので、普段通りのプレーを心がけた。自分が攻めて勝ったというよりは、ミスしてくれて勝った感じ」と笑顔は少ない。しかし「まあ、やっぱり粘り強くやっていた結果が良かった」と初出場での初白星をまずは喜んだ。

この日の相手カイマーは使用するアイアンの番手もほぼ一緒で飛距離は同じぐらい。カイマーがドライバーを握った10番、11番などでも、松山は迷うことなくバッグから3番ウッドを抜き、普段のストロークプレーと同じように最後まで自分の攻め方に徹した。「攻めたと言うより普通のプレー。ピンを狙ったり強気のパットを打ったりはしていない」。

明日20日(木)、2回戦の相手は10年「全米オープン」覇者のグレーム・マクドウェル(北アイルランド)。またしてもメジャーチャンピオンを相手にするが、動じない。(アリゾナ州マラナ/桂川洋一)

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