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松山英樹、爆発的スコアはショット次第か

明日30日(木)から開幕する「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」前日、プロアマ戦から漏れた松山英樹は、昼過ぎにコースを訪れて打撃、アプローチ、パッティングと4時間ほど練習を行った。

昨日夕刻の練習で手応えを掴んだショットも、この日は「(良い練習は)できませんでした」とひとこと。「(試合が)始まる段階では、先週よりはあまり良くない」と不機嫌さを滲ませた。

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フィル・ミケルソンがマークした昨年の優勝スコアは28アンダー。フェアウェイは比較的広く、グリーンも捉えやすい。昨年のPGAツアーにおけるコース別スタッツでは、ドライバーの平均飛距離は295.6ヤードで全コース中1位、パーオン率は71.23%で5位、スクランブル(パーオンしなかった場合のパーセーブ)成功率は62.88%で5位。さらに1.5メートルから7.5メートル以内のパット成功率も47.13%で2位と、スコアが出る条件は整っている。

今シーズンここまで、松山のパットによるスコア貢献率はツアー6位と好数値を記録している。グリーンを容易に捉えられるコースで、あとはパッティング勝負となりそうだが、「それはショットが良い人が言うこと」とばっさり切り捨てた。まずは本来のショットを取り戻したい。その強い熱意が感じられた。(アリゾナ州スコッツデール/今岡涼太)

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