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【藤田寛之専属キャディ・梅原敦の全米プロレポート2013<1>】

藤田寛之プロのキャディの梅原敦です。今シーズン最後のメジャートーナメント「全米プロゴルフ選手権」の現地レポートを担当させて頂ける事になりました。このレポートを通して皆様と一緒に、藤田さんの今シーズン最後の海外メジャー挑戦を応援したいと思っていますので、よかったら最後までご覧になって下さい。

今年の全米プロの舞台はニューヨーク州の北西部、ロチェスターという街にある「オークヒルカントリークラブ」。オークヒルCCには東コースと西コースの2つのコースがあり、トーナメントで使用するのは東コース。過去にはこの東コースで全米オープンや全米シニアオープン、ライダーカップなどなどたくさんのヒッグトーナメントが開催されているんですよ。

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藤田さんは前週土曜日にロチェスターに入り、日曜日と月曜日の2日間コースを回りました。コースの印象は、まずはフェアウェイが狭い。それとグリーンが小さい。ラフの深さは今年の全米オープンや全英オープンのような“出ない”ような長さではないけれど、ファーストカットからサードカットにまで綺麗に刈り揃えられたラフからのショットは、それぞれでクラブ選択を迷わせる嫌らしさが十分にあります。

グリーンは硬くはないけど、傾斜と芝目の影響でかなりのスピードが出ていますね。上からのアプローチやパッティングでは、場所によってはほぼノーチャンスの場面も出てくるんじゃないでしょうか。

このコースで他に気になるところといえば、両サイドから大きく迫り出した木々です。全ホールではないけど、フェアウェイかのショットが前方の木に阻まれてしまうようなホールが数ホールあるんです。フェアウェイからでもスタイミーになるんだから、セカンドカットやサードカットの深いラフからのショットでは、ほぼ木がかかってくるでしょう。このコースの木は本当に全部高くて大きいんですよ!日本でこんなにたくさんの大きな木はあんまり見たことがないなあ。

そしてメジャーはどこも上がりホールが凄く難しいけど、ここはまた特に難しいですね。15番からの上がり4ホールは選手のスコアを大きく動かすでしょう。17番のミドルホールなんて、昨日はアゲンストだったんですが藤田さんが改心のティショットを打って、残りがピンまで260ヤードだったんですから・・・。

今週はオーガスタのようなパワーヒッターが有利なコースではありません。先月行われたミュアフィールドでの全英オープンのように、各ホールで頭を使っていかなければ苦しくなるでしょう。10年前にここオークヒルCCで行われた全米プロで、トータル12オーバーで39位タイに終わったタイガー・ウッズがこうコメントしたそうです。「僕たちがプレーしてきた中でもっともハードで、もっともフェアなゴルフコースだ」。

明日は今年の「全米プロシニア選手権」を制した井戸木鴻樹プロと一緒に練習ラウンドするんです。すごく楽しみですね。

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