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石川遼、ショット復調もチャンス活かせず61位で最終日へ

フロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで開催中の米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」3日目。2オーバーの57位タイから出た石川遼は3バーディ、3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、61位タイに後退して最終日を迎えることになった。

グリーン右手前からのバンカーショットを寄せきれず、1番からボギーを叩いた石川。しかしその後は安定したプレーで巻き返しのチャンスをうかがった。第1打をフェアウェイに、第2打でしっかりとグリーンサイドのポジションを確保した4番、6番。前半2つのパー5できっちりとバーディを奪って勢いづく。だがその後は、好機を活かせない展開となった。

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7番からの3ホールは、6メートル前後のバーディパットがことごとくカップの横をすり抜けた。12番(パー5)では3打目で見事なバンカー越えのアプローチを見せ、3つ目のバーディ。しかし「(1メートルの)セカンドパットはプッシュしてしまった」と3パットを叩いた14番から2連続ボギーとしてしまう。結局、ムービングデーはパープレーに終わった。

「自分にいまできるショットの中で、昨日は60~70%だったのが、今日は90%以上のものを出せた。今日の内容であれば、パープレーは堅い」。「流れがまったく来なかったなと思うが、それなりにできた」。日増しに大きくなるショットへの手応えから、表情には充実感を漂わせ「明るい兆しのあるパープレーだったと思う」と残り18ホールへの意欲は尽きない。

その一方で、「パッティングが5メートルくらいのがひとつ入ってくれれば、また違った」と惜しい気持ちもある。時折強い雨が落ちる不安定な天候が続き、グリーンの状態が時間とともに変化するコンディション。グリーン上でタッチがなかなか合わず、息をのむ1メートル前後のパーパットを、多くのホールで残している。

この日の第3ラウンドのスタッツは、平均飛距離(285.0ヤード/全体平均282.9ヤード)、フェアウェイキープ率(71.43%/全体66.79%)、パーオン率(77.78%/全体67.60%)で平均を上回りながら、平均パット数(1.929/全体1.808%)は全体に比べて悪かった。ショットの精度の高まりと、伸びしろと課題の多いグリーン上でのプレー。石川の現状を物語る18ホールとなった。(フロリダ州オーランド/桂川洋一)

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2013年 アーノルド・パーマーインビテーショナル



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