連覇を狙うレティーフ・グーセンが首位。初出場の深堀圭一郎がトップと3打差の10位タイに!
今日の日本人選手/明暗分かれる!深堀圭一郎が1オーバー10位に急浮上!!
全米オープン2日目
初日よりも難しい位置にピンが切られた2日目。我慢比べのラウンドの中、深堀圭一郎が大会を盛り上げている。今大会5人出場している日本勢は、くっきりと明暗が分かれてしまった。スコアを伸ばしたのは深堀圭一郎と今田竜二の2人だけ。
2番ホールでボギーを先行した深堀は、4番パー5で2オンに成功すると快心のイーグル。その後はパットが好調でパーセーブを繰り返し、17番パー3では10メートル級のバーディパットを沈め、さらに最終18番も連続バーディでフィニッシュ。通算1オーバー10位まで順位を上げ初挑戦の「全米オープン」で決勝ラウンドを迎える。
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初日7オーバー113位と出遅れていた今田は、3、4番ホールで連続バーディを奪うと、7、8番も連続バーディ。後半は14、15番で連続ボギーを叩いたが、要所で長いパーパットを沈め2ストローク伸ばし5オーバーでフィニッシュ。33位で予選を通過、2000年大会の雪辱を果たした。
日本のエースとして優勝争いが期待された丸山茂樹は、5、6番で連続ボギーを叩き9番パー3では今大会初めてのダブルボギー。この時点で5オーバーまでスコアを崩したが、後半もボギーを2つ叩いたが、10番、そして最終18番は2日連続でのバーディを奪い5オーバー33位で踏みとどまった。
日本勢で初日最もスコアの良い、イーブンパーの10位につけていた谷口徹は10番ホールからスタート。スタートから3ホール連続ボギーで出端をくじかれた。前半を1バーディ、5ボギーの「39」で折り返すと、後半はボギーが5つ。上がり2ホール連続ボギーで9オーバーまでスコアを崩し予選落ちとなった。
4オーバー、深堀と同じ54位からスタートした片山晋呉も谷口と同じようにスタートから3連続ボギー。4番パー5でバーディを奪ったが、その後もボギーを3つ叩き通算9オーバー、谷口と同じく1ストローク足りずに会場を後にすることになってしまった。