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全米プロゴルフ選手権、首位タイ選手2人のインタビュー

全米プロゴルフ選手権 初日

ルーカス・グルーバーは、ライダ-カップ・アメリカポイントランクで現在14位。今年は3つのメジャ-全てで予選落ちですが、今日は16ホールでパーオンするなど、安定したゴルフを見せました。

ルーカス・グルーバー
「ライダーカップ出場を目指すレースの中で、決めたことがあるのです。それは今までやっていたことをやめること。去年の終わりから今年の初めにかけて、リラックスした気持ちでゴルフができていたのですが、シャーロットでの大会から自分にプレッシャーをかけ過ぎていたのです。ですからこの全米プロでは、ミスショットは笑い飛ばすようにして楽しんで回ろうと決めていたのですが、それが今日の好プレーにつながりましたね」。

記者 「2004年の自分に戻ろうといった気持ちになったのは何がきっかけだったのでしょうか?また2004年のライダーカップでは、あなたはどこか不安そうでしたが、あの時の経験はその後のキャリアにどんなインパクトを与えたでしょうか?」

クリス・ライリー
「2004年のライダーカップ出場は自分でゴールに掲げたことでしたが、大会の2週間前に子供が産まれ、その後もう一人生まれました。それを言い訳にはしたくありませんが、30歳になってからは、ゴルフが最優先ではなくなったのです。20代の独身としてのツアー参戦は、毎週いい車を提供され、かなりのお金を稼いで次の場所へ移動と申し分ありません。でも家族を持つと生活やものの見方が変わります。2004年のライダーカップでの経験は、ゴルフ人生で最高のものでした。ですから、ハル・サットンやメディアに言われたことは全く気にしていません」。

クリス・ライリーは彼を支えてくれる素晴らしい人達に囲まれています。ゴルフには浮き沈みがあるという冷静な考え方ができる選手です。ライダーカップに出場するほど活躍し、その後スランプとなりましたが、ライリーはどんなときでもパニックに陥ることはありませんでした。子供を持ったことで人生観が変わり、ゆっくりではあるものの復活に向かっています。

「最終ラウンドが終わるまでわかりませんが、初日6アンダ-ならトップ5には入れるでしょうから満足です」。

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