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2007年 全米オープン
期間:06/14〜06/17 場所:オークモントCC(ペンシルベニア州)

今日のタイガー/再びショットが乱れたタイガー、1打及ばず・・・ 2位タイに終わる

第107回「全米オープン」選手権最終日、最終組のタイガー・ウッズ(2位・通算4オーバー)とアーロン・バデリー(トーナメントリーダー・通算2オーバー)は午後3時にスタート。日曜日はこの4日間で一番気温が上がり31度前後、湿度は37%。風は南西方向から秒速4メートル前後の強さで吹いていた。

2打差でリードしていたバデリーがいきなりスタートホールでトリプルボギーを叩いてしまう中、タイガーは3番ホールでダブルボギー。続く4番のパー5でバーディを取り1つスコアを戻すが、前半は1オーバー「36」。 チャンピオンシップサンデーのバックナインに入ると、タイガーは11番でボギーとしてしまう。その後パーが最後まで並び、通算6オーバーでホールアウト。優勝には1打足らず2位フィニッシュとなった。優勝したのは最終日4打差の7位からスタートしたアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)。タイガーよりも40分早くスタートしたカブレラが通算5オーバーで終了し、念願のメジャー初制覇となった。

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緊張感が漂う最終日最終組、タイガーは1番のティショットで334ヤードのビッグドライブを放ちスタートしていった。ピン右6メートルからのバーディトライは右からの傾斜に負けてしまい左に外れパー。通常341ヤード設定の2番ホールはひとつ前ティを使用し、307ヤードと1オンを狙えさせる設定。タイガーはドライバーで1オン狙いを試みる。ボールはピンに向かってまっすぐ進んでいきピンそばに落ちるが、止まらずグリーン奥にあるバンカーにつかまってしまう。逆アゴにつかまったところからはピン方向にスタンスをとることができず、グリーン左奥に乗せるだけでパーとする。「全米オープン」ではダブルボギーは避けなければいけないとタイガーは2日目終了時に話していたが、3番でダブルボギーを叩いてしまう。3番のグリーンは縦33ヤードの大きさなのだが、今日のピン位置は手前から27ヤード、左から7ヤード地点。タイガーは2打目を、いってはいけないグリーンオーバーというミス犯してしまいトラブル。3打目のアプローチは低く出て、グリーンに止まらずに3オンも失敗。4打目は大きくショートして4オン2パットのダブルボギー。前半で唯一のパー5となる4番では、3オン1パットでバーディを奪取。その後5番、6番、8番ではグリーンを外すもののしっかり1パットのパーを重ね、通算5オーバーをキープした。難しい10番では3メートルのバーディチャンスを外してしまう。11番のパー4ではフェアウェイ右サイド119ヤード地点からグリーン右バンカーに外すミスショット。バンカーからセーブができず、ここでボギー。12番のパー5(667ヤード)では2打でグリーン手前までしっかり運んでくることができたが、バーディをとれずパー。続く13番では今日一番の切れのあるアイアンショットで2メートルに寄せるが、これも入らずパー。15番、16番、17番と渋い2メートルほどのパーパットをしっかりねじ込み、最終ホールでプレーオフに持ち込むチャンスをつなげた。バーディが必要なタイガーは最終ホールでティショットを右のセミラフへ。154ヤードからの2打目はPWで放ち、ピン右奥約11メートル。ここからのプレーオフトライとなるパットは、カップの右を抜けてしまい1打足らず。「マスターズ」に続いて、メジャー連続2位で終了となった。

これまで数々の歴史に残るスーパーショットを放ってきたタイガー。そのタイガーミラクルを信じて多くのファンが見つめる中、最終ホールでピン右奥からのバーディトライがカップの横で止まってしまった時、勝負は決まってしまった。カブレラ:285ストローク、ウッズ:286ストローク。4日間でわずか1打差という結果にはっきりとした敗因を見つけるのは難しい。最終日は、3番でのダブルボギーは確かに痛かった。13番の絶好のチャンスをものにできなかったのも悔しい。17番のバンカーショットはボールの横に小石があり、この影響でスピンがかからなかったとタイガーはホールアウト後のインタビューで語っていた。最終ホールのパットは最初に左に曲がり、途中では右に戻り、最後はまた左に曲がるという「トリプル」ブレークのスネークラインだったという。
データを見ると、バンカーセーブは4日間で10回のうち3回のみ。4日間の平均パット数が31.5というのももったいない数字だ。うまく寄せた6メートルから8メートルのバーディチャンスはかなりの傾斜があるところが多く、4日間でバーディ数は8個。優勝したカブレラは、13個もバーディを奪取していた。

ホールアウト後のタイガーは、やはり悔しさは残るし、2位フィニッシュは楽しくないね・・と語っていた。難しい状況の中でよく戦い切ったという満足度と、スイング&ショットの良さの感触が伝わってくるというある意味「余裕」が感じられるタイガーがいた。タイガーは3週間後にホスト役を務める「AT&T ナショナル」の大会が控えている。5週間後の「全英オープン」は、夫人の出産予定と重なり欠場の可能性は高いと予想されている。メジャー戦は8月の「全米プロ選手権」が最後となるが、8月末から9月にかけては「FedExカップ」という新しい試みの4連戦もあり、ファンとしては楽しみな試合がまだ残っている。「全米オープン」の最終日は父の日と重なるようにスケジュール設定されているが、ぜひ来年こそは生まれてくる第1子のためにも、3度目の「全米オープン」の優勝にはこれまで以上に気合が入るだろう。来年の会場はカリフォルニア州のトーレパインズ。ここは例年1月に「ビュイックインビテーショナル」でも使われているコースでもあるが、タイガーはここで5回優勝している分、有利といえるだろう。

★ラウンド データ

・スコア:72(36-36)2オーバー

・バーディ:1ホール
・パー:15ホール
・ボギー:1ホール
・ダブルボギー:1ホール

・フェアウェイキープ率:50.0%(14ホール中 7ホール)
・パーオン率:61.1%(18ホール中 11ホール)

・パーオンしたときの平均パット数:1.81
・ラウンドパット数:30パット
1パットホール:6回
2パットホール:12回
3パットホール:0回

・ドライバー距離(計測2ホール平均):307ヤード
計測ホール:7番316ヤード、15番:298ヤード

・パー3:通算イーブンパー
・パー4:通算3オーバー
・パー5:通算1アンダー

(解説:アンディー和田)

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