2024/11/15国内男子
波乱の「マスターズ」だからこそ生まれた、記録の数々
2007/04/09
記録
第71回「マスターズ」の最終日、ワールドランキング50位以内の資格で出場している片山晋呉は、3年連続5回目の決勝ラウンドに進出した。初日、3日目とコースの難易度の高さにあわせたように大叩きをしたが、多くの選手が攻めのゴルフでスコアを伸ばした最終日は、片山も攻めのゴルフを見せた。
今大会2番目に難しい1番ホールでダブルボギースタートとなった。しかし、2番パー5でバンカーからの3打目をピン1メートルに付けバーディ。5番では大きく曲がるフックラインを見事に読みきりバーディ。さらに8番パーで5はグリーン手前からチップインでバーディを奪いスコアを伸ばした。
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後半に入ると、10番で再びダブルボギーを叩くが、14番でバーディ。この時点でスタート時の15オーバーに戻したが、終盤の17番をボギーとしてしまい通算16オーバーでフィニッシュ。
順位こそ44位タイに終わったが、最終日にはアプローチ、パッティングと片山の持ち味を披露した。片山は3年連続での賞金王として日本ツアーを牽引する存在だが、今シーズンも日本ツアーの中心に立つことは間違いなさそうだ。