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今日の日本人選手/日本勢は揃って出遅れ 固いグリーンと長い距離に苦戦

今季のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」初日を終え、今田竜二谷口徹藤田寛之の日本勢にとっては苦しい立ち上がりとなった。練習ラウンドの時には柔らかかったグリーンは、開幕後には一転して選手たちが音を上げる固さに。ハードなコースコンディションに、最後まで対応しきれない結果となった。

今年が2回目の出場、昨年大会は予選落ちを喫し、雪辱を期すべくスタートした今田。しかし、出だしの1番でダブルボギーを叩くと、その後もボギーを重ねる展開が続く。16番、17番でもダブルボギーを叩いてしまい、この日1バーディ、5ボギー、3ダブルボギーの「80」。暫定145位タイとし、早くも予選突破は厳しい状況となってしまった。

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谷口も2つのダブルボギーを叩くなど、この日1バーディ、6ボギー、2ダブルボギーと最後まで修正できず、9オーバーの暫定136位タイ。今大会初出場となる藤田寛之は、後半こそ2ボギーに抑えたものの前半の出遅れが響き、7オーバーの暫定110位タイ。予選突破には、明日の大きな巻き返しが必須となった。

固いグリーンに加えて日本勢を苦しめたのは、やはり飛距離の長さ。パー4の2打目をショートアイアンで打つことができず、グリーンも止まらないためにバーディチャンスが巡ってこない悪循環が生じてしまった。明日の2日目、予選突破を果たすためには綿密なコースマネージメントと、より正確なショットが必要となるだろう。

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