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2003年米ツアー出場者数制限

2002/10/15 09:00

最近米ツアーでは、来季から施行予定の、数試合において出場者数を制限する動きに話題が集中している。

米ツアー政策決定委員会は、来季の8試合において、現行の出場選手数156名から144名か132名、或いは、144名の試合に関しては132名(グリーンズボロCL、タンパベイチャンピオンシップ)に減らす方向で考えており、来月(2002年11月)までには決定すると思われる。現在考えられているのは、ソニーオープン、フェニックスオープン、ニッサンオープン、ツーソンオープン、ペンシルバニアクラシック、テキサスオープン、グリーンズボロクラシック、タンパベイチャンピオンシップの8大会が、その対象となっている。

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シーズン初めと終わりの季節は日照時間が短いため、朝早いスタートの選手は日が昇る前の薄暗い中、足元に取り付けられたライトを頼りに練習しなければならないし、スタートが午後の遅い時間の選手は、日没の暗い中でプレーを終えなければならない。これが出場選手を減らす最大の理由だ。

この政策が施行されるにあたり、最もダメージを受けるのは地元のローカルプロたちだろう。彼らは全米各地区で開催されるクラブプロによる大会で優秀な成績を収めて大会に招待されたり、或いはオープントーナメントの予選を勝ちあがって米ツアーの出場資格を得る。

そしてツアーで未勝利だったり、成績の芳しくない選手たちの多くは、賞金総額が500万ドルもする大きな大会への出場資格がないため、さらに出場する試合が限られたものとなるため、この問題はより深刻だ。これでは出場者数減とともに、シンデレラストーリーも減ってしまう。

あるベテラン選手は、「朝早く、薄暗い中で練習したくないという理由で出場者数を減らすのは馬鹿げてる。それは12人の仕事を奪うことと同じだ」と話していたが、この意見に同意する人間も多い。

Golfweek
By Golfweek Editor

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