クレイグ・パリーがアメリカ初優勝を飾った!
「NEC招待」優勝者インタビュー
クレイグ・パリー
「236参戦で初優勝だからね、嬉しいよ。これでやっと、優勝未経験者なのに最も稼いでいるプレーヤー、というリストから名前を外してもらえるよ(笑)。別に気にしていたわけじゃないけど、やっぱり優勝したかったからね。特に選手層の厚い大会での優勝は格別だね。昨日も良いプレーができていたけど、今日は最高のプレーだった。首位タイでスタートして、最初の4ホールで3バーディというチャージをかけられたことは本当に嬉しかったし、他の選手にプレッシャーがかけられた。そのリードのおかげで後半は安定したプレーを維持できたんだ。
バックナインでの僕の感情はついに初優勝だとちょっと高ぶっていたけど、でも4打差までリードを広げられたから、ミスをしないようにちゃんとフェアウェイをキープしてパットを入れて、という感じで安定してプレーすることに努めたよ。それが結果的に他のプレーヤーにプレッシャーも与えていたようだけど。やっとPGAツアーで優勝できて、オーストラリアに凱旋帰国するのが楽しみだよ。」
*この優勝、パリーはもしかするとタイガーに一番お礼を言うべきかもしれない。というのも、パリーが「NEC招待」に参戦できたのは、2002年「ニュージーランド・オープン」での優勝のおかげ。その「ニュージーランド・オープン」、もとは大きな大会としては評価されておらず、優勝して獲得する世界ランキングのポイントは大したことはなかった。しかし2002年大会にはタイガーが参戦したために得られるポイントが急増したのだ。よって、間接的ではあるが、この優勝はタイガーのおかげなのである。
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